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明治バベルの塔 の商品レビュー

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2012/07/28

八犬伝の読了で山田風太郎さんの本の面白さを知り、手を出した本です。 この本は短編集で、各編には明治時代の歴史上の人物が出てきます。 内村鑑三、小村寿太郎、田中昭三、幸徳秋水、etc.etc・・・。 その名声(?)に引かれて手に取ったのですけれど、各人に対する自分の知識が少なす...

八犬伝の読了で山田風太郎さんの本の面白さを知り、手を出した本です。 この本は短編集で、各編には明治時代の歴史上の人物が出てきます。 内村鑑三、小村寿太郎、田中昭三、幸徳秋水、etc.etc・・・。 その名声(?)に引かれて手に取ったのですけれど、各人に対する自分の知識が少なすぎたために、あまり楽しめませんでした。 正確に言うと、それぞれの内容には、ある程度までは引き込まれるのですが、それぞれの人物に後一歩のめり込めない、というもどかしさを最初から最後まで感じました。 特に幸徳秋水・黒岩涙香らの知識を自分がもっと持っていたら、きっと楽しめたに違いないと思いました。 今回は自分と本との出会いが早すぎたと思うことにして、前向きに(?)、山田風太郎さんの別の本を読んでみようと思います。 ※短編のひとつ、「牢屋の坊ちゃん」は、「坊ちゃん」を読んでいたので、とても楽しく読めました!

Posted byブクログ