微笑みながら消えていく の商品レビュー
心が穏やかになる一冊。 小さい風景の写真集を見ている気分です。 写真も、お花や空や夜景、ドア、線路などなど、日常にあるものだけど普段見落としがちな素敵なものばかりです。 そんな写真から生み出された詩の一つ一つに、心が洗われるようだと思いました。 タイトルがないのでわかりま...
心が穏やかになる一冊。 小さい風景の写真集を見ている気分です。 写真も、お花や空や夜景、ドア、線路などなど、日常にあるものだけど普段見落としがちな素敵なものばかりです。 そんな写真から生み出された詩の一つ一つに、心が洗われるようだと思いました。 タイトルがないのでわかりませんが、夕暮れ時に1台のバスが走っている写真の詩がお気に入り。 たまに字が小さいのが読みづらいかも。。。
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見開き2ページにたくさんの写真と詩が詰まっているページがあったりして文庫とは違う楽しみがある。どのページもいつまでも眺めていたくなる。選ぶなら「あなたがほしくて私は恋をする」がいっとう好き、かな。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
銀色夏生さんの作品は、全て持っていますが、 この一冊が一番好きです。 開く年齢によって、 本って感じ方、変わるけど、 この一冊だけは、 買った頃(1989年)に戻ってしまう。
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「恋愛は水鏡のようなもので 自分が知らなかった自分がよく見える 相手は複雑な形をした鏡で どんな複雑な問いもちゃんと複雑な過程を経て自分 へ返ってくる」 というところがとても好き。 ことばのひとつひとつが 心のひだに染み入るような本です。
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若かりし頃、失恋した時かなんかに購入したんだと思います(恥)。優しい言葉と写真がいっぱいで、ずっと手許に置いておきたい一冊。
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幾度となく行った蔵書整理を細々とくぐり抜け、まだ本棚の片隅にある本。 地元の本屋のサービス券を消費するべく買った1冊。 当時はハードカバーでフルカラーの本なんてなかなか手が出なかったものでした。 こういうのは今はネットで素人も簡単にできるけど、この人は先駆け?
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高校の図書室で偶然手にした一冊、それがこの作品で、彼女の作品を好きになったキッカケでした。当時、空の写真を撮るのが好きだった私が、一目で気に入った表表紙。このタイトルもなんだかはかなげでスキでした。
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写真・言葉・デザインが好きで、どちらかというと私の中では「写真集」として見ている本です。私の部屋には銀色さんの文庫がわりとあるので、友達は私が銀色さんのファンだと思っているかもしれないけれど、実はそうでもないのです。はっきり言うと、彼女の「詩」は「詩」として認識していないのです。...
写真・言葉・デザインが好きで、どちらかというと私の中では「写真集」として見ている本です。私の部屋には銀色さんの文庫がわりとあるので、友達は私が銀色さんのファンだと思っているかもしれないけれど、実はそうでもないのです。はっきり言うと、彼女の「詩」は「詩」として認識していないのです。韻だけおってる文も多いからね。もちろん胸に響く言葉もあるんだけど。だから、彼女の本だからといって、すべて手にしているわけじゃないです。中を見て、言葉を見て、写真を見て、これはいいな、と感じたものだけ手元に置いています。その中でもこの作品が一番素敵。きれいで透明な写真や言葉がいっぱいです。
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写真詩集。詩の言葉すら写真の一部となり、全体でアートになっている。なんてことない写真なのに、詩とあいまって切なくなる。日常に疲れたとき、恋にほんのり疲れたとき、ぱらぱらっとめくると良し。
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