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黒田如水 の商品レビュー

3.7

20件のお客様レビュー

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タイトルは「黒田如水…

タイトルは「黒田如水」ですが、ストーリーは官兵衛が如水と号するまで進みません。若い頃の官兵衛の姿を楽しめます。個人的には、半兵衛と官兵衛の関係が好きです。

文庫OFF

2021/04/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

軍師とイメージがあり合戦が豊富にあるかと思った。しかし毛利につくか織田につくかの若かりし頃の話。捕まりながらの家臣の救出劇。その後の話が気になる

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2021/03/20

黒田官兵衛の生涯を見ると、関ヶ原のあたりが割と面白いと感じているので、少し物足りなさを覚えます。 竹中半兵衛の病弱強キャラ感が好きです。もっと長生きして欲しかった。

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2018/10/23

黒田如水とは、黒田官兵衛のこと。長年、知恵袋として秀吉に仕えた。が、彼の頭のよさが災いして、秀吉の晩年には、次の天下を狙う危険人物として秀吉にマークされる。何とか切腹を回避しながら、黒田家を存続させつつ、政権が徳川に移ると見るや否や、秀吉への恩顧など過去の話と割り切り、関が原の戦...

黒田如水とは、黒田官兵衛のこと。長年、知恵袋として秀吉に仕えた。が、彼の頭のよさが災いして、秀吉の晩年には、次の天下を狙う危険人物として秀吉にマークされる。何とか切腹を回避しながら、黒田家を存続させつつ、政権が徳川に移ると見るや否や、秀吉への恩顧など過去の話と割り切り、関が原の戦いでは、東方として九州征伐するなど、その機敏さは目を見張るものがあるものの、人としてはどうなの?といってしまいたくなる。この小説は、そのあたりの如水の心の機微を捉えていて、奥深い。

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2018/04/13

私本太平記に続いて、吉川英治の戦記物を読了。 題名は後年の如水となっていますが、内容としては羽柴秀吉の軍師として活躍する途上の黒田官兵衛の伊丹幽閉から美樹城落城までの短編だけに、何を描こうとしていたのか伝わらないままでしたが、これは戦時中の所以なのでしょうか。

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2014/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

黒田官兵衛の青年~中年期が描かれてます。 戦略、智略がこのようにすごい! というよりは黒田官兵衛の人柄、義を重んじ、正しいと思った道を貫き通す性分にクローズアップされているように感じます。 秀吉との心の交流。竹中重治との邂逅。 史実に沿ってどのように官兵衛が考え、信念の基に行動していったのか、その心情が描かれてます。 しかし、負けた城主は一族諸共処刑されたり、 責任を取って切腹したり、稚児まで手にかけたり、 時代がそのような時代であったにせよ、読んでいて苦しい気持ちになりました。 初め、官兵衛は飄々とした軽い男なのかな、と思いきや そんなことはなく、話が進むにつれて義に篤く、主君には裏表無く仕える様、そしてそのような人柄だからこそ、家臣を含め周りの人間が官兵衛に何かあったときは損得抜きで助けようとしているのだと思いました。 正しい道を貫く人に、人はついていく。 そんなことを思いました。 官兵衛のその後が気になるので、その後を追った作品も読んでみたくなりました。。

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2014/09/19

何に驚いたかって如水になる前に終わってることだ。えーこれからが本番なのにー。有岡城の幽閉が全体の山場になっていて、官兵衛の生涯に深く関わる出会いと体 験が描かれる。謀略と裏切りが渦巻く中国情勢が楽しい。争え•••もっと争え•••。主君を想う黒田家家臣のいじらしさ、ちび長政の可愛ら...

何に驚いたかって如水になる前に終わってることだ。えーこれからが本番なのにー。有岡城の幽閉が全体の山場になっていて、官兵衛の生涯に深く関わる出会いと体 験が描かれる。謀略と裏切りが渦巻く中国情勢が楽しい。争え•••もっと争え•••。主君を想う黒田家家臣のいじらしさ、ちび長政の可愛らしさが印象的。

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2014/01/31

大河ドラマは見てないけどね。タイトルは如水なのに如水に改名する前の話だったみたい。秀吉に会ってから主家である小寺が滅んで官兵衛が大名になるまであたりの話。いい人に描きすぎな気もするが、清々しくて良かった。

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2014/01/26

通例の「油断できない策士」という人物造形ではなく、えらく義理堅い人として描かれていて違和感。竹中半兵衛との信義相通ずる描写には泣かされる。この人の本を読むと文章のリズムが如何に重要なファクターかが判る。この歯切れ良い講談調の語り口にすいすい乗せられる。

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2014/01/05

軍師官兵衛が始まる前に、と思って読んだが、わかい頃の黒田官兵衛に焦点を当てて描いたものだったので想像と違った。 しかし、あまり有名、知られてはいない話が多いと思うので大変興味深くあっという間に読む事が出来た。 竹中半兵衛の生涯にも興味がわきますね。

Posted byブクログ