オー・ヘンリー傑作集(1) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
短編集なら海外文学が苦手なわたしでもなんとか読めるかな、と思って読み始めましたが、想像していたよりずっと面白く読めました。 一つひとつの話がとても短いので隙間の時間に読むのにピッタリです。 シリアスで哲学的な話なのかと思いきや、最後のオチでくすりと笑ってしまいます。ユーモアのバランス感覚がとても素晴らしい。 16編も収録されているのだから当たり外れがあるだろうと思っていたのですが、おおよそ当たりでした(海外のジョークがよく分からなくて笑えなかったものがちょっとあった) 表題にもなっている「最後の一葉」は日本では実はとても有名なエピソードです。わたしも昔、アニメで似たような話を見たことがあります。 そしておそらく、この短編集でもっとも印象に残る話になるでしょう。たくさんの人に読んでもらいたい。
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オー・ヘンリーの16篇からなる短編集。「賢者の贈りもの」はじめ表題の「最後の一葉」など1篇1篇に読む者への視点に応じた語りかけや問いかけをしてくる。 「最後の一葉」の老画家 ベアマンの描いた最初で最後の作品は命がけの最高傑作だったと思うし、芸術家としての最高の生き方だったのだと...
オー・ヘンリーの16篇からなる短編集。「賢者の贈りもの」はじめ表題の「最後の一葉」など1篇1篇に読む者への視点に応じた語りかけや問いかけをしてくる。 「最後の一葉」の老画家 ベアマンの描いた最初で最後の作品は命がけの最高傑作だったと思うし、芸術家としての最高の生き方だったのだと思う。
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この本は、オー・ヘンリー傑作集?として出版された本で、176ページの中に16話で構成されていて、1話約10ページと短めでとても読みやすく、本に慣れていない人や読むのが苦手な人にも読んでもらいたい本です。 私はこの16話の中でも特に「最後の一葉」とういう話が好きです。 機会があれ...
この本は、オー・ヘンリー傑作集?として出版された本で、176ページの中に16話で構成されていて、1話約10ページと短めでとても読みやすく、本に慣れていない人や読むのが苦手な人にも読んでもらいたい本です。 私はこの16話の中でも特に「最後の一葉」とういう話が好きです。 機会があればぜひ読んでみてください。
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CMの題材にもなった『賢者の贈り物』、絵本やら色んなところで見かける『最後の一葉』が読める。 一つの短編に起承転結がきちんとなっており、一編一編ページ数も少ない。朝の5分くらいで読めそう。 図書館にて貸し出し。文庫本。
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