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吉原御免状 の商品レビュー

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73件のお客様レビュー

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吉原にやってきた誠一…

吉原にやってきた誠一郎は、吉原を襲う柳生との争いに巻き込まれる。柳生が狙う神君御免状とはいったい何なのか。

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吉原をめぐる裏柳生と…

吉原をめぐる裏柳生とくぐつ一族の対立。宮本武蔵の弟子・松永誠一郎という男が吉原にやってきたことから、その戦いはさらにひどくなる。花魁・高尾、勝山の誠一郎への思い。優しいことは罪なのか。男・誠一郎の格好良さに浸って下さい。

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吉原の様子などが詳し…

吉原の様子などが詳しく書かれていて面白かった。

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2024/03/15

前半、とても面白く読んだ。吉原のこと、花魁道中、初めて知ったことも多く、高尾と関係を結ぶところまで、一気に読んだ。その後の展開をワクワク期待して読み進めたが、おばばさまが登場したあたりから、とんでもない話に転がりはじめ、裏柳生との闘いも中途半端な終わり方で、この小説の良さがどんど...

前半、とても面白く読んだ。吉原のこと、花魁道中、初めて知ったことも多く、高尾と関係を結ぶところまで、一気に読んだ。その後の展開をワクワク期待して読み進めたが、おばばさまが登場したあたりから、とんでもない話に転がりはじめ、裏柳生との闘いも中途半端な終わり方で、この小説の良さがどんどん萎んでいってしまった。とても残念。直木賞の選考評でかなり酷く書かれていたが、さすが選考委員と見直してしまいました。

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2023/12/16

宮本武蔵に預けられ、武蔵の死後も遺言を守り26歳になるまで修行を続け、遺言を守り江戸に出てきた主人公。 武蔵直伝なので、剣の達人。 吉原遊郭で起こる柳生との争い。 そして世良二郎三郎(家康の影武者)との密約。 デビュー作だが、すでに作者の中では「影武者 徳川家康」の構想がで...

宮本武蔵に預けられ、武蔵の死後も遺言を守り26歳になるまで修行を続け、遺言を守り江戸に出てきた主人公。 武蔵直伝なので、剣の達人。 吉原遊郭で起こる柳生との争い。 そして世良二郎三郎(家康の影武者)との密約。 デビュー作だが、すでに作者の中では「影武者 徳川家康」の構想ができていたと思うと小説家ってすごいと思う。

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2020/07/11

詰め込み過ぎではないかというくらいの濃密な内容。 吉原の子細な描写はもとから興味があることもあり夢中になった。 家康のくだりがちょっと長過ぎてバランスを壊しているように感じた。 自由闊達な着想とエログロが最高。 著者の作品は初めて手に取ったが、ぜひ読破したい。 総じて最高。

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2020/06/13

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2005/09/post_412b.html

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2023/11/16

何度 読み直しても 素晴らしい 沖浦和光さん、網野善彦さん たちを あまり知らなかったころにも むろん 面白かったのですが ほんとうの 面白さは やはり かの先人たちの著作を しっかり 読み込んだ上で 今一度 じっくり味わうと もう たまりませんね そして 隆慶一郎さんの場合...

何度 読み直しても 素晴らしい 沖浦和光さん、網野善彦さん たちを あまり知らなかったころにも むろん 面白かったのですが ほんとうの 面白さは やはり かの先人たちの著作を しっかり 読み込んだ上で 今一度 じっくり味わうと もう たまりませんね そして 隆慶一郎さんの場合は そこまで調べ尽くして 昇華して 物語に俎上させているのだ と 今さらながら 感嘆させられます

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2019/03/29

宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎は、師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。 彼らの狙う「神君御免状」とは何か。武蔵はなぜ彼を、この色里へ送ったのか。 -吉原成立の秘話、...

宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎は、師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。 彼らの狙う「神君御免状」とは何か。武蔵はなぜ彼を、この色里へ送ったのか。 -吉原成立の秘話、徳川家康影武者説をも織り込んで縦横無尽に展開する、大型剣豪作家初の長編小説。 登場人物の豊かさもさながら、人々の思惑、思いがしっかり伝わってきます。 吉原をめぐる陰と陽。 歴史の悲しい裏の面をさりげなく取り上げており、華やかなだけではない吉原の一面を、「神君御免状」のもとに描き出している傑作です。 主人公、松永誠一郎の魅力と、それに魅かれた人々の思い。 これが実話であったなら、どんなに悲しく、かつ魅力的だろうかと、ついつい引き込まれてしまいました。

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2018/03/04

そこそこ 傀儡師とかの道々の輩が出てくるのであった。  そんで以て、ノモス(仕切りとか国とか)がさういふ、前は好き放題やらせてくれたのを飲み込むほど強力になった頃、どうサーヴァイヴするか、みたいななんかで面白いと思ふのだが、うーん。

Posted byブクログ