三好達治詩集 の商品レビュー
スクリャービンのポローネーズを弾いてた時に、唐突に「駱駝のこぶにまたがって…こうしてはるばる来た国で俺は何をみてきたのだろう」って、浮かんでしまったので、詩集読もうって思ったら、愛読の岩波文庫が見つからない。 が、どーーーしてもどーしても読みたかったので、購入。 が、文庫...
スクリャービンのポローネーズを弾いてた時に、唐突に「駱駝のこぶにまたがって…こうしてはるばる来た国で俺は何をみてきたのだろう」って、浮かんでしまったので、詩集読もうって思ったら、愛読の岩波文庫が見つからない。 が、どーーーしてもどーしても読みたかったので、購入。 が、文庫といいつつ、単行本サイズなんですけど。 でもって、2段組なんだよね。 詩の2段組みはいけないと思うんですけどね。 とはいえ、やっぱ美しいです。 でもって、切ない。胸が痛い。静謐。 軍の学校に入ったものの、音楽家と詩人という道を選んだスクリャービンと三好達治。 なんか通じるものがあるのかもしれん。 って、師匠の妹と不倫してっていう三好達治と、友人の妹と不倫して逃避行しちゃったスクリャービン。 うん、やっぱベクトルが同じなのかもしれない。
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