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ぼくの小さな祖国 の商品レビュー

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2017/06/05
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二派の武力抗争が続く南米の貧しい小国。老大統領を補佐するロドリゲス少佐は、国庫の外貨を奪い、大量の武器密輸入で一挙に反対派を壊滅すべく大博打に出た。 忠実に付き従う混血のジョン。二人の武器密輸の道案内に立つ乞食の少女カルメン。三人はともに日系移民の末裔であり、日本に見棄てられた民衆でもあった。 彼らが忠誠を誓い手に入れようとする祖国とは。移民氏を問う衝撃の長編作。 本書の想定国はパラグアイ。当時tのパラグアイの雰囲気を実によくとらえていると元駐パラグアイ大使。昭和50年前後。

Posted byブクログ