白い家の殺人 の商品レビュー

歌野晶午【著】

家シリーズ第2弾。本…

[文庫ＯＦＦ]

家シリーズ第2弾。本格のギミックがこれでもかとばかりに詰め込まれています。大掛かりなトリックもいいです。

家シリーズ。館ブーム…

[文庫ＯＦＦ]

家シリーズ。館ブーム時に書かれた本です。

家シリーズ２作目。本…

[文庫ＯＦＦ]

家シリーズ２作目。本書は「葉桜の季節に君を思うということ」で有名となる前に書かれたものです。葉桜～のようなものを期待している人読んだらきっと拍子抜けしてしまうと思う。トリックが強引過ぎるんですよね。

密室逆さ吊り、不可能…

[文庫ＯＦＦ]

密室逆さ吊り、不可能な毒殺、足跡のない殺人と不可能状況目白押しだが、密室と毒殺トリックはいまいち。足跡のない殺人に関してはまずまずのトリックだが、機械的すぎるところが残念。犯人に意外性なし。探偵はインパクトなし。全体的にいまいち。

2024/02/24

デビュー間もない頃の勢いと、ミステリに対する熱意を感じる作品だと思います。

トリックは少々無理がある様に感じますが、その大胆な発想は前作と同様に印象深く、奇をてらわないオーソドックスなスタイルは、個人的には好感が持てました。

思い込みの激しい登場人物たちに辟易したり、イライラするところもありましたが、探偵役を務める信濃譲二が、前作よりも魅力的に描かれていたところは良いですね。

シリーズ三作目も楽しみです。

2019/11/10

会社の方からお借りしたかな〜り古そうな本(*^▽^*)

最近はフーダニットも、携帯電話の普及で難しいでしょうから、このくらいの時代のものが楽しいかもしれません。

フーダニット好きの私が全く知らなかった本。

探偵　信濃譲治さんのシリーズものらしい。

八ヶ岳山麓の猪狩家の別荘で起きる連続殺人事件。

猪狩家の長女が、密室の彼女の部屋でシャンデリアから逆さ吊りで殺害されていた。

また、その彼女の叔母が毒殺され、彼女の母親は足跡ひとつない新雪の上に絞殺された状態で発見される。

警察沙汰にしたくない猪狩家の者たちは、長女の家庭教師の友人の私立探偵を雇う。

フーダニット、密室、ハウダニット、ホワイダニット、ミステリ好きにはたまらない要素が盛り沢山(*^▽^*)

でも読者も一緒になって推理するには少し無理がある展開。その辺で辛口の評価がついているのかな？

それでも、十分楽しめる本だった(*^▽^*)

2010/09/28

八ヶ岳山麓にある、雪で囲まれた真っ白な建物。
その猪狩家の別荘に家庭教師として招待された市之瀬徹。
しかし生徒の静香が絞殺されてしまう。しかも密室で逆さ吊りにされていた。
当主の要請で徹の友人である探偵・信濃に解決を依頼するが、続けて起こる第２、第３の殺人。
その果てに信濃が辿り着いた哀しい真相とは。。。

歌野さん、初期の本格作品を読んでみました。一作目の長い家は未読なのですが。
う～ん、いかにも新本格黎明期の作品という感じ。トリック、がんばってるなぁという。
でもこの作品ではハウダニットよりホワイダニットのほうに重きを置いているのでしょう。
真相、非常に哀しいです。

しかし徹の立派なワトソンっぷりに閉口。
自説にこだわりすぎでかな～りウザかったです。