うさぎのくれたバレエシューズ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
4歳と2歳の娘達に読みました。 字いっぱいあってまだ早かったかな、と思いましたが、 バレエを習っている娘には興味津々だったようで、最後まで真剣に見ていました。 なかなか上手に踊れない女の子。 ある日、不思議なバレエシューズが届いて。。。 桜の木も綺麗だし、とても素敵な絵本です。
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踊りが上手になりたい女の子の所に届いた、山の靴屋さんからのバレエシューズ。女の子がそのシューズを履いて、靴屋さんのシューズ作りを手伝い、うさぎバレエ団の仲間に入って、風のように、蝶のように、花びらのように一緒に踊ります。 春らしさがいっぱいの美しい風景! どうすれば上手に踊れるの...
踊りが上手になりたい女の子の所に届いた、山の靴屋さんからのバレエシューズ。女の子がそのシューズを履いて、靴屋さんのシューズ作りを手伝い、うさぎバレエ団の仲間に入って、風のように、蝶のように、花びらのように一緒に踊ります。 春らしさがいっぱいの美しい風景! どうすれば上手に踊れるのか、女の子は心から分かったことでしょう。バレエに限らず、お稽古ごとをしている人も。
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絵もお話もなんてすてきなのかしら。 絵が発光しているかのような色使い。 そして繊細で可愛らしい線。 山のくつやさんが可愛い。 踊っている女の子やうさぎの軽やかさが伝わってくる。 ときめきしかない絵本だった。
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7歳11ヶ月の娘に読み聞かせ これ 自分が小学生のときにも読んだなー 内容は 全然覚えてなかったけれど 桜色のイラストが とても印象的で この世界が良いのだな~
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今年の干支のウサギ絵本 「どうか、おどりがうまくなりますように」女の子の願いはたった一つです。 するとある朝、女の子のところに<やまのくつや>からピンクのバレエシューズが届きます。 女の子は呼ばれるように山に向かいます。 そこではうさぎのくつやが、桜の汁で染めた布で30足のバレ...
今年の干支のウサギ絵本 「どうか、おどりがうまくなりますように」女の子の願いはたった一つです。 するとある朝、女の子のところに<やまのくつや>からピンクのバレエシューズが届きます。 女の子は呼ばれるように山に向かいます。 そこではうさぎのくつやが、桜の汁で染めた布で30足のバレエシューズを作っていました。 女の子はくつやを手伝います。バレエシューズを取りに来たのはうさぎのバレエ団です。。 バレエ団は踊ります、軽やかに、高く。おんなのこも一緒に踊ります。軽やかに、高く、どんどん高く、揺れて、回って、風になり蝶になり…。 家に帰ってからおんなのこは踊ってみます。あのときの感じで、風のように、蝶のように。 絵本全体が繊細な色で塗られた銅版画の絵でいっぱいです。 見開きいっぱいのキラキラの星、桜の花、バレエシューズを履くうさぎたち。 幻想的な山の様子から、夢から醒めたように家に帰りますが、あのときの気持ち、優しさ、喜びは体に残っている。最後のページの抑えるような空の色と、その下で咲き誇る桜の大木の輝きが、心の中の情熱のようで幻惑的です。
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いつもの図書館にあった、安房直子さんの絵本。 南塚直子さんの絵は初めてだったのですが、何か、ほのかに光り輝いているように見える、蛍光色の感じと、滲ませた色合いとが上手く重なり合って、安房さん、特有の幻想的な雰囲気を醸し出していて、それと、後半の日暮れ時の、ちょっと物寂しく儚い雰...
いつもの図書館にあった、安房直子さんの絵本。 南塚直子さんの絵は初めてだったのですが、何か、ほのかに光り輝いているように見える、蛍光色の感じと、滲ませた色合いとが上手く重なり合って、安房さん、特有の幻想的な雰囲気を醸し出していて、それと、後半の日暮れ時の、ちょっと物寂しく儚い雰囲気とが、また切なく、対照的な効果をあげているように思われました。 それから、終盤のお家の描写が、また素敵で、お家の端々にまで、星が瞬いているような、色も様々で、こんな描写の仕方もあるのですね。 また、物語は、好きなものに向かって、一生懸命な女の子に夢を与えるといった、一見、受動的な話にも思われるが、全て、女の子自身の意思で行動しているところが重要な点であるとともに、安房さんの物語特有の、幻想的な美しさの後に、ふと現実に立ち帰ってしまう、なんとも言えない哀愁感には、やるせないものもあるが、この絵本の場合、幻想ではなかった証拠も存在し、また会える思いを抱かせてくれるような、終わり方も好きです。
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春の夜の不思議で怪しく美しい感じが画面いっぱいに広がって、なんだか甘い匂いまで漂ってきそう。 かわいいだけではなくて、最後に女の子が逃げ帰ったように、少し不気味な感じが春らしい。 うさぎも女の子も、のびのびと楽しそうに踊っている様子が良かった。 お話の語り口も優しくて、みんなに愛...
春の夜の不思議で怪しく美しい感じが画面いっぱいに広がって、なんだか甘い匂いまで漂ってきそう。 かわいいだけではなくて、最後に女の子が逃げ帰ったように、少し不気味な感じが春らしい。 うさぎも女の子も、のびのびと楽しそうに踊っている様子が良かった。 お話の語り口も優しくて、みんなに愛されてきたのがよくわかる絵本だった。
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春のあたたかな空気と風が感じられる絵本。 バレエ教室に通って、五年になるその女の子は、踊りが上手じゃありませんでした。 女の子は、お正月にも、お誕生日にも、七夕様にも星に願います。 「どうか、おどりがじょうずになりますように」 すると、ある日、不思議な小包が届きます。 開けてみ...
春のあたたかな空気と風が感じられる絵本。 バレエ教室に通って、五年になるその女の子は、踊りが上手じゃありませんでした。 女の子は、お正月にも、お誕生日にも、七夕様にも星に願います。 「どうか、おどりがじょうずになりますように」 すると、ある日、不思議な小包が届きます。 開けてみると、一足のピンクのバレエシューズが転がり出てきました。メッセージカードにはこう書いてあります。 「おどりがじょうずになりたいおんなのこへ やまのくつや」 そのバレエシューズを履くと体が軽く感じられ、足がひとりで跳ね上がって、思わず外に飛び出した女の子の耳に遠い風の声が聞こえてきました。 「おかあさん だれかがよんでいるわ。あたし、ちょっといってくる」 そういうと、山の方に駆け上がって行きました―――。 桜やチュチュのピンク色の愛らしさ。 青や黄色、緑、紫を使った夜空の色。 銅版画で描かれた繊細で儚い描線。 抱きしめたら壊れそうなので、そうっと包んであげたいおはなし。
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一生懸命やるだけじゃなくて わくわく楽しみながら 好きな気持ちを大切にしながら成長していくこと おとなになって 仕事や趣味をするときにもとても大切なことだなと思います。
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図書館本。懐かしい絵本。バレエが上達しない女の子。ある日、その女の子のもとに山の靴屋からバレエシューズの小包が届きます。山の靴屋でバレエシューズを作るお手伝い。そのバレエシューズを履くと軽やかに…
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