星影のブレス の商品レビュー
ユメミと銀のバラ騎士…
ユメミと銀のバラ騎士団シリーズの二作目です。三宇宙の聖宝「星影のブレス」をめぐってまたも事件に巻き込まれてしまうユメミたち。一作目の「月光のピアス」より騎士団も随分と頼られる存在になってきたようです。
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銀バラシリーズ2作目。 ふたつ目の聖宝が登場し、 あいかわらず「主婦」してるユメミちゃんの、 一生忘れられない恋も描かれる。 2作目にして光坂くんの成長がすごい! ヒロシのほうが狼で大きい体なのに、小さいネコの光坂クンがかばうなんて。 (だから光坂クンの烙痕がひとつ多かったの...
銀バラシリーズ2作目。 ふたつ目の聖宝が登場し、 あいかわらず「主婦」してるユメミちゃんの、 一生忘れられない恋も描かれる。 2作目にして光坂くんの成長がすごい! ヒロシのほうが狼で大きい体なのに、小さいネコの光坂クンがかばうなんて。 (だから光坂クンの烙痕がひとつ多かったのね) そりゃ、ヒロシも見直すし認めるわー。 ヒロシがこの事件くらいまで、拗ね拗ねでコドモっぽかったので、 レオンや火狩さんの自分を抑えて責任を全うしようとする姿や、 光坂クンの献身的でまっすぐなかわいさが際立つ。 と、思わせといて。 瓦礫の下からユメミを見つけ出し「オレ狼でよかった」。 そして、ラストシーンでのやさしさ。 うーん。ユメミの騎士たちは、やっぱりみんなステキだなぁ。 タイトルになっている聖宝「星影のブレス」は別名「保留のブレス」といい、 肉体から飛び立とうとする魂を留めることができる。 そのブレスをめぐって起きた事件の収束する場面の火狩さんがとてもやさしい。 相手をひとことも責めず、自分を差し出そうとする。 ユメミへの切ない最後の選択も含め、レオンに負けず劣らず出来すぎな人。 過ぎた自己犠牲は嫌いだけど、ひとみ先生の描くキャラクターだと、 嫌味にならず、まっすぐさやひたむきさだけを感じるから不思議。 冷泉寺さんやレオンの心もちらりちらりと見えてきはじめて、 これからますます切なくなっていくのね、と楽しみなような心配なような。 ――やっぱり、楽しみかな♪
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星を散りばめた円形の美しい天井のリビングに図書室、 ベッドルーム、シャワールームまである銀バラのロッジ。 ロッジとして使うのにもったいないぐらいで、本宅にしたいっ! 戦時は強く勇敢に、平時は優雅に寛容に。 ほんとにそのままのレオンがステキすぎる♡ 寛容さのある男の人ってほんと魅力的だなぁ[*Ü*] いよいよ失われた七聖宝探し開始。 今回は星影のブレス。 純金の輪に、星のカタチのルビー、サファイヤ、ダイヤを 3つずつはめこんだ星影のブレスは、肉体を飛び立とうとする魂を その体の中に留めることができる不死のブレス。 救命ブレスと思えば頼もしいけど、人の手に渡って 使われるもの…と考えるとやっぱり恐ろしい代物。 そして、ハロウィンということで、銀バラシリーズで 毎回楽しみにしていたイベントとスイーツたちは ジャック・オ・ランタンにソウルケーキ! 夢美ちゃんの作るお料理ってほんとどれも食べたくなる! メインメンバー以外では、一番心惹かれた騎士 霊智(グノーシス)の騎士、火狩 遼。 最終的な結果とは別に、間違いなく夢美ちゃんにとって 運命の人の1人に違いなかった火狩さん。 清廉潔白で責任感があることは素晴らしいけど 過ぎると切ないっっ!!!けど、この甘く切ない…、 でも元気になっちゃう! ところも藤本さん作品の魅力♡ あぁぁぁ、ほんと何度読んでもやっぱりいいなぁ♡
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