徳川家康 泰平胎動の巻(19) の商品レビュー
ついに幕府の土台作り…
ついに幕府の土台作りが始まりました。国づくりには言葉に言い尽くせぬほどの細かい配慮が必要だと思いました。家康の孫である千姫がどういった人物に育っていくのかも楽しみです。 border=
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家康は征夷大将軍にな…
家康は征夷大将軍になり、いよいよ気を緩めず泰平の世に向けた準備を整えていく。ようやくここまで来た。江戸城で息を引き取った家康の母・於大の方の死はその思いを一層強くさせる。一方で大坂城。秀頼の環境は気の毒だが、治世で天下どころか一国を預かる資格も無さそうだ。
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幕府を開いた家康は豊…
幕府を開いた家康は豊臣とも手を結ぼうとするが、淀殿らは反徳川として一筋縄ではいかなかった。シリーズ19巻。
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戦時ではなく、平時こそ人心をまとめるのは難しい。 盗人は盗人に取り締まらせよ、という大久保長安に感心。2人1組なので、さぼれない。古着を売るという生業を与える。重い鑑札のついた袋を持っているので盗みは働けない。
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家康が征夷大将軍になり、江戸に戻る。 孫の千姫を秀頼の妻として大阪に送る。 大久保長安登場、なかなかのやり手ぶりを見せるが危うさも感じさせる。 前巻が面白かったから、ちょっと退屈だったかな。
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今まで当たり前のように思っていたのですが、今更ながら、家康はなぜ幕府を開こうとしたのか、ということがよく分かりました。。関ヶ原以降の大坂城内の風紀の乱れと人物のなさ。片桐且元も、頭はよくても考えるだけで、何もせず。大野治長に至っては全くの奸物。あの賢かった茶々は色狂いと宴会好き。...
今まで当たり前のように思っていたのですが、今更ながら、家康はなぜ幕府を開こうとしたのか、ということがよく分かりました。。関ヶ原以降の大坂城内の風紀の乱れと人物のなさ。片桐且元も、頭はよくても考えるだけで、何もせず。大野治長に至っては全くの奸物。あの賢かった茶々は色狂いと宴会好き。これは、滅ぶべくして滅ぶ。一方の家康は、秀吉との約束を果たすため、千姫を秀頼に嫁がせる律儀さ、この時点では、家康はまだ豊臣家を潰そうなどとは、全く思っていなかった表れなのでしょう。残り7巻!
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大久保長安の登用、於大の死、征夷大将軍への補任、納屋蕉庵の死、大仏殿の炎上、片桐且元の苦悩、千姫の輿入れ、大坂城の黄金、江戸開府、大坂城内の様子、家光の誕生。
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これまでは、戦国武将としての家康。 だが、ここからは名実ともに天下人となった、為政者としての家康が描かれていく。 これまでの合戦などの盛り上がりは無いが、江戸の街作りをどう、成し遂げていくのかに注目していきたい。
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他の巻に比べて、なんだか読みやすかった。 後半のクライマックスに向けての、新たなるスタートが切られた巻。 大久保長安による江戸の町づくりの描写が興味深い。
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江戸幕府開府が中心。 しかし一方で、豊臣家が没落に向かうさまが描かれている。 幕府開府は家康にとって最重要ではあるが、本巻に登場する種々のエピソードはやや冗長な気がした。
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