Cプリプロセッサ・パワー の商品レビュー
典型的なアイデア倒れの本。その筋では結構有名らしい。要は、プリプを使って、コードを読みやすくしたり、制御構造を定義したりというありきたりな内容ではあるのだが。こうした手法が普及していないということを考えても、受け入れがたいものなのだとは思う。よくある、{をbeginと定義してなん...
典型的なアイデア倒れの本。その筋では結構有名らしい。要は、プリプを使って、コードを読みやすくしたり、制御構造を定義したりというありきたりな内容ではあるのだが。こうした手法が普及していないということを考えても、受け入れがたいものなのだとは思う。よくある、{をbeginと定義してなんてのは本当に典型で、個人差はあるのかもしれないが、そうして、Cもどきになったコードは受け入れ難いとは思う。制御構造も同様で、副作用を伴うプリプで`便利`に使って、後でバグに苦しむより、Whileとforで充分じゃんとは思う。 結局、この種のことを考える人間は、プログラムを書くことより、プリプ利用のアイデアを考えることその物に喜びを見いだすタイプなんじゃないかと思うよ。迷著です。
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林さんの着眼点はいつもよいと思っています。 自分がやろうとすること、やろうとすること、いつも林さんが先に手をつけられています。 後から来るものの利点として、書かれたものに疑問を持つことがときどきあります。 パソコン用のC++が、Cのプリプロセッサとして販売していたことを知っている人も少なくなってきました。 そのため、CPPが、C++であるとともに、Cプリプロセッサでもあるということが想像できない人も多くなってきました。 それでも、プリプロセッサの協力さは、その後のさまざまなCのような言語の発展からも分かると思います。 ところで、林さんが、プログラムを書きたいのか、本を書きたいのか疑問に思うことがあります。 なぜだかいまだに分かっていません。
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