ぼくらの七日間戦争 の商品レビュー
聞いたことある名前、と思って読んでいたら、児童文学だ。って途中で気づきました。話の流れが現実的ではない。けれど、子供と大人について考えさせられたり。たしかに教育っていうのは子供の自由を奪って将来役に立つ大人になるようにすることだ…でもそれが本当に子供のことを思ってるんだろう。子供...
聞いたことある名前、と思って読んでいたら、児童文学だ。って途中で気づきました。話の流れが現実的ではない。けれど、子供と大人について考えさせられたり。たしかに教育っていうのは子供の自由を奪って将来役に立つ大人になるようにすることだ…でもそれが本当に子供のことを思ってるんだろう。子供の自由にさせてたらそれこそ動物だ。でも子供の好きにさせながらもしっかりした大人になることは出来るでしょう。 子供時代も大人時代も老人時代もすぐに終わってしまうんだなあ。
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図書館で借りた本が汚くて、早く読み進めたので、読みこんではいない。 青春な小説が読みたくて、読んでみたが、 思っていた青春感ではなく、 お子様な青春だった。 が、話自体は面白かった。 映画版が観てみたい。
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蔵書を読み直そうシリーズ。過去の読書記録にないということは、かなり前に読んだらしい。多分、高校生か、中学生くらいかな。蔵書にあるということは自分で買ったのかなあ。古本屋で買ったような気もする。全然覚えてない。当時どんな感想を持ったか分からないが、29歳の今読み返して思ったのは、「...
蔵書を読み直そうシリーズ。過去の読書記録にないということは、かなり前に読んだらしい。多分、高校生か、中学生くらいかな。蔵書にあるということは自分で買ったのかなあ。古本屋で買ったような気もする。全然覚えてない。当時どんな感想を持ったか分からないが、29歳の今読み返して思ったのは、「青いなあ」ということ。若さは保てるけど、青さって、保とうとするものではない。もう、29歳にはイラッとするくらい、青い!!大人がこういう青春まるだし小説を書くと、説教したくなったり、社会のどうしようもなさを入れたくなったりするけど、そういうのがない。大人vs子供だけど、最後、子供が大人に負けるでもなく、子供が大人になるでもなく、いいラストだった。大人な子供だなあ、というか。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
後味があまり良くなかった作品。 悪い大人がステレオタイプだったり、子どもたち自身の姿が見えてこない。 白か黒かの世界の描き方。世界はもっと色んな色があるのに。 80年代の中学が荒れた時代に書かれてるから、その頃の中学生によく読まれたのは理解できる。 大学紛争に負けた世代の人が世の中に吠えてる本かな~
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ハマッたシリーズ本の第1号 中学から高校にかけて、はまり続けたシリーズでした。 まず、読みやすかった。 そして、自分の年齢と同じくらいの人物が主体で 物語が進んでいくので、自分も仲間になったような気がしてました。 こんな仲間たちがいたらいいなぁ~なんてことを考えていたような 気が...
ハマッたシリーズ本の第1号 中学から高校にかけて、はまり続けたシリーズでした。 まず、読みやすかった。 そして、自分の年齢と同じくらいの人物が主体で 物語が進んでいくので、自分も仲間になったような気がしてました。 こんな仲間たちがいたらいいなぁ~なんてことを考えていたような 気がします。 今の子には合うのかな… でも、成長する事や責任を取ることや、周りのヒトのことを考えることなども 織り込んであるから、中学生くらいの子には読んで欲しい1冊かもしれません。
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夏を感じられる本を読みたい!と思って手にした一冊。 時代を感じるな〜、という場面もたくさんありましたが、充分に楽しめる一冊でした。 私もこんな夏休みが欲しいよー(笑)
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私が初めて読んだ小説で、以来読書が好きになりました。 友情、自由、勇気が溢れていて、当時中学生だった私は何度も読み返してワクワクしていました。 大人になった今読むとまた感想は異なるのではないかなと思いますが、本を読むことの楽しさが詰まったお話だと思います。
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子どもを大人の都合のいいように扱うのは確かによくないですが、将来を考えて注意したり、叱ったりするのはやっぱり必要かな。宗田作品(ユーモア部門)は、計画が目論見どおり成功するのが読んでて安心でき、スカッともするのですが、しかしどこか物足りない。
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初めて読んだのが小学校5年生くらいの頃。 好きで好きで、何度も読み返した貴重な本。 私にとって本当に大切な一冊です。 でも、35歳の今、読み返すとどうなんだろう? あの頃のようにワクワクしながら読めるだろうか? もう一度読みたいような…、読んではいけないような…。 もしワクワク...
初めて読んだのが小学校5年生くらいの頃。 好きで好きで、何度も読み返した貴重な本。 私にとって本当に大切な一冊です。 でも、35歳の今、読み返すとどうなんだろう? あの頃のようにワクワクしながら読めるだろうか? もう一度読みたいような…、読んではいけないような…。 もしワクワクできなかったら… そんな自分にショックうけるだろうなぁ(笑)
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一言でいえば、「痛快」という言葉が似合う。 中学生たちが、大人たちに戦いを挑み、全共闘時代のように「解放区」を作り、そこで子どもたちはたくましく育っていくのである。 「われわれは、子どもを”いい子”にしようとしています。 われわれのいう”いい子”とはなんでしょうか? ...
一言でいえば、「痛快」という言葉が似合う。 中学生たちが、大人たちに戦いを挑み、全共闘時代のように「解放区」を作り、そこで子どもたちはたくましく育っていくのである。 「われわれは、子どもを”いい子”にしようとしています。 われわれのいう”いい子”とはなんでしょうか? それは、大人のミニチュアですよ。つまり、おとなになったとき、社会の一員として、役に立つように仕込むのが教育なのです」 「ぼくら」シリーズではこれしか読んだことはないのですが、とにかく面白くて、ワクワクして、また同時に「大切なこと」を教えてもらったようにも感じました。
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