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麺ロードを行く の商品レビュー

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2018/10/12

日清食品創業者、安藤百福氏の麺ロードを辿る旅行記&食レポ。 伝承料理研究家の奥村彪生氏も同行。レシピ有り。 社長退任後に中国全土を巡り、300種類以上の麺を食べたという、 その旅行記&食レポは、70歳代の頃・・・なんてパワフル! しかも、30年前(1988年)の著作ですから、 当...

日清食品創業者、安藤百福氏の麺ロードを辿る旅行記&食レポ。 伝承料理研究家の奥村彪生氏も同行。レシピ有り。 社長退任後に中国全土を巡り、300種類以上の麺を食べたという、 その旅行記&食レポは、70歳代の頃・・・なんてパワフル! しかも、30年前(1988年)の著作ですから、 当時の中国は移動も滞在も、制限があり、 大変だったことでしょう。 実は、20年ほど前に読んだ本で、久々の再読。 中国13か所での麺料理は、当時、中国に行きたい自分に、 なんと多くの種類があるのかと、驚きを与えてくれました。 中国は広い・・・“麺”の定義と共に、各地の麺の多様さ・・・ 今読んでも楽しいです(^^♪ 現在日本でも、青梗菜・上海蟹・マコモ等の食材は、入手可能。 担担麺や刀削麺なども、食べられる店が増えています。 だけど、掲載された美味しそうな麺料理、店、 各地の庶民の姿は、過去の中国の様子を画像に残し、 ノスタルジックな想いにもかき立てられました。

Posted byブクログ

2010/05/18

5月18日読了。日清食品の創業者・安藤百福監修の、麺の起源・中国各地を巡るルポと写真集。著者の言うとおり「メン」の定義は「コムギ粉を水・塩などとこねて面状に延ばしたもの」が正しく、その「メン」を延ばしたもの・包丁で切ったもの・指でちぎって丸めたもの・具を包んだもの(餃子や饅頭)な...

5月18日読了。日清食品の創業者・安藤百福監修の、麺の起源・中国各地を巡るルポと写真集。著者の言うとおり「メン」の定義は「コムギ粉を水・塩などとこねて面状に延ばしたもの」が正しく、その「メン」を延ばしたもの・包丁で切ったもの・指でちぎって丸めたもの・具を包んだもの(餃子や饅頭)など成形の過程で色々バリエーションが出てくるということか。中国では焼きそば(炒麺)や汁なし和え麺(拌麺)が主流かと思ったが、ラーメンやちゃんぽんに近い湯麺のバリエーションもこれほど多くが存在しているのだな。「食材広州」というが、日本人の味覚に近く素材を活かす福建省、しびれる「麻」の味を極めた四川省、イスラムの文化が強く羊などを活かしたウイグル自治区など中国の食は広く、かつ奥が深いものだ・・・。

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