クリスマス13の戦慄 の商品レビュー
巨匠アシモフが選んだ…
巨匠アシモフが選んだ恐怖のクリスマス13作品。ギャスケル夫人の名に誘われて手に取りました。それにしてもなんて豪華な一冊・・・怖くてぞくぞくするほど面白いです。
文庫OFF
幼児期のサンタクロー…
幼児期のサンタクロースへの恐怖を語る「煙突」、貴族の屋敷の呪われた伝説を背景に兄弟が恋敵となって争う「幻の女」、死ぬ自由を奪われた未来社会の倦怠を描く「終身刑」など聖誕祭にまつわる恐怖の数々。
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クリスマスをテーマとした短編集。ホラーと言っていいけれど、SF的なものも多い印象。でもどれも戦慄させられること請け合いです。クリスマスって恐怖が似合いますよね(笑)。 お気に入りはジェイムズ・マコンネル「終身刑」。これが一番恐ろしいと思える作品でした。この終身刑は本当に嫌すぎます...
クリスマスをテーマとした短編集。ホラーと言っていいけれど、SF的なものも多い印象。でもどれも戦慄させられること請け合いです。クリスマスって恐怖が似合いますよね(笑)。 お気に入りはジェイムズ・マコンネル「終身刑」。これが一番恐ろしいと思える作品でした。この終身刑は本当に嫌すぎます。死ぬ自由って、案外重要なのかも。 J・T・マッキントッシュ「フェイカーの惑星」も面白かったなあ。人間に寄生したフェイカーを見分けるための数々の方法が実にユニークです。そしてクリスマスがどう関係してくるのかと思ったら……なるほど、確かにあの事実は人間なら誰もが知っていそうだけれど。あえて何かに記載されることもないしなあ。
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幼児期に経験したサンタクロースへの恐怖を語る【煙突】、富豪が貧乏画家に依頼したのは、年若い妻のポートレートだった【クリスマス前夜】、奇人と言われた伯父の遺言には、代々伝わる一族の呪いが込められていた【幻の女】、死刑が廃止された近未来、殺人によって終身刑を宣告された男の話【終身刑】...
幼児期に経験したサンタクロースへの恐怖を語る【煙突】、富豪が貧乏画家に依頼したのは、年若い妻のポートレートだった【クリスマス前夜】、奇人と言われた伯父の遺言には、代々伝わる一族の呪いが込められていた【幻の女】、死刑が廃止された近未来、殺人によって終身刑を宣告された男の話【終身刑】他、クリスマスにちなんだ古今の作品13編を収録。 同じアシモフ編集の「バレンタイン14の恐怖」(新潮文庫)がそこそこ楽しめたということもあって、古本屋で見かけた際に購入。“戦慄”というだけあって収録された作品はホラーよりだが、後半のSF4編がどれも面白い。特にラストのA・C・クラーク「常世の光」はお見事。
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