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S-Fマガジン・セレクション(1987) の商品レビュー

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2024/08/18

1988(昭和63)年発行、早川書房のハヤカワ文庫。13編。夢枕獏『すいき』陰陽師シリーズ。多分単行本では『黒川主』に改題したはず。漢字は「水鬼」だったのだろうか。とてつもなく哀れな話。最初期なので博雅は武士である。武士であるのが重要だったのは「白比丘尼」ぐらいではなかったか。栗...

1988(昭和63)年発行、早川書房のハヤカワ文庫。13編。夢枕獏『すいき』陰陽師シリーズ。多分単行本では『黒川主』に改題したはず。漢字は「水鬼」だったのだろうか。とてつもなく哀れな話。最初期なので博雅は武士である。武士であるのが重要だったのは「白比丘尼」ぐらいではなかったか。栗本薫『巨象の道』滅びの風Ⅲなんだ。じゃぁⅡ何だったけ、という感じ。この滅びの風シリーズの中では、この作品が厭世的でありながら未来への希望もあるという名作かもしれない。ただ、現実の病気を出さなくてもよかったんじゃないかなぁ。 掲載作:『すいき』夢枕獏、『ラッキー・カード』草上仁、『京美ちゃんの家出』東野司、『黄金の小麦の国で』大原まり子、『“希望基地〈ホープ・ベース〉"にて』梶尾真治、『パティの出てくる日』水見稜、『真珠たち』久美沙織、『山の上の交響楽』中井紀夫、『邪眼〈イーヴル・アイズ〉』柾悟郎、『アメイズド&コンフューズド』鏡明、『屋上の老人たち』村田基、『混在』森下一仁、『巨象の道-滅びの風PART3』栗本薫、解説:「解説」(S-Fマガジン編集長)今岡清(1988年5月)、

Posted byブクログ