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法廷の疑惑 の商品レビュー

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2012/05/18

『法廷もの』でこう来るか! とある交通事故から予測不能の展開に。 被害者と加害者だけではなく、それを取り囲むあらゆる人々にドラマがあり、いったいこの人たちはどうなってゆくのか、事件はどこに向かってどう転がってゆくのか、とにかく先が気になってしかたがありません。 以前読んだ『陰の...

『法廷もの』でこう来るか! とある交通事故から予測不能の展開に。 被害者と加害者だけではなく、それを取り囲むあらゆる人々にドラマがあり、いったいこの人たちはどうなってゆくのか、事件はどこに向かってどう転がってゆくのか、とにかく先が気になってしかたがありません。 以前読んだ『陰の判決』で活躍した水木弁護士がこちらでも登場。エンジニアから転身した異色の弁護士が真摯に人々と向かい合ってきます。 『陰の判決』でもそうでしたが、今回も人間をしっかりと描いた社会派のようでありながら、巧みなプロットにミステリ的な仕掛けをしっかりと落とし込んでいく小杉健治。 いまさらながら、この作家にはまりそうです。

Posted byブクログ