おかあさんの目 の商品レビュー

あまんきみこ(著者),黒井健

2023/11/24

この本は良かった！
潔くて深い。

お母さんの目に映る自分の姿を見つけるせつこちゃん。えっ、わたしが映ってる。
どの親子にも、どの子にも、こんな素敵な時間があったらいいなぁ。

子どもが産まれたら一家に一冊あるといあな。毎日のように読み聞かせてあげる様子が目に浮かんで嬉しくなります。

2021/03/01

むすこ②が、かーかの目の中に、ぼくがいるー、と言うので、思い出して、再読。予想通り？！、むすこたちの評価は芳しくない笑（おもしろくは、ないよねー、みたいな）でもきっと、いつか、この本を読んだことを思い出してくれるんじゃないかと、おかーさんは思っています。

2017/07/13

【図書館で】おかあさんの目の中にうつった私の顔。他にもいろんなものがいっぱい入っている。少し心配になった女の子。あの頃はよく分からなかったことが、大きくなって美しいものに出会うたび、おかあさんの目を思い出す女の子のお話。黒井健さんの絵が素敵です！

2011/03/10

おかあさんのやさしい目を見つめて育つ‥
それは子どもにとってどんなに幸せなことでしょう。
この絵本を読んで、ふと自分の過去に想いをはせました。

せつこちゃんは、ある日、おかあさんのおひざで
なにげに母親の目を見たとき、自分の顔が
おかあさんの目の中に写っていることに驚きます。
おかあさんの目は、せつこちゃんだけではなく
胸のすくような心象風景を写し始めます‥

あまんきみこさんならではの
豊潤なやさしさと、静かな懐古の情が
心地良いぬくもりとなって胸を温めてくれます。

そして黒井健さんの、白いベールで包んだような
やわらかな絵が、落ち着きと癒しを与え
作者の心情を巧みに表現しています。

大人が読んでも心温まる絵本。
読んであげるなら三才くらいから。
再々読。

2010/05/31

５分くらい。
せつこが３、４歳くらいのころを回想している。
お母さんの目の中に、自分の姿を見つけてよろこぶせつこ。
でも、その目の中に、お母さんが見た美しい景色が浮かびあがってくる。

2010/03/30

チビ2号、幼稚園にて。
とても優しい気持ちになれました。じっと目を見ていました……。

2009/11/30
チビ2号、幼稚園にて、2回目
何度読んでも、涙が出そうになります。「大きくなってもこういうふうに絵本を一緒に読んだことを覚えていねて」といったら、「鵜ン！｝と約束してくれました。愛おしい。。。

2009/10/04

☆３つか４つの女の子は、やさしくあたたかいお母さんのひざに抱かれて、ふと、お母さんの目に映る自分の姿に気付きます。
　つぎからつぎにお母さんの目に映る物を見てるうち、お母さんの心に残る景色が見えてきます。
　とってもやさしくあたたかい気持ちになれる絵本です。