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反進化論 の商品レビュー

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2012/08/21

日本では自明とされる進化論。欧米では、「論」として、その妥当性が検討されており、その研究成果をまとめた本。 内容としては、ダーウィン自身もいろいろと悩みながら仮説として出しているが、時代も含めてそれを論ではなく、自明のものとして考えたこと、また、自然淘汰の意味では、いわゆるミッ...

日本では自明とされる進化論。欧米では、「論」として、その妥当性が検討されており、その研究成果をまとめた本。 内容としては、ダーウィン自身もいろいろと悩みながら仮説として出しているが、時代も含めてそれを論ではなく、自明のものとして考えたこと、また、自然淘汰の意味では、いわゆるミッシングリンクを証明するものが化石としてでてきていないこと。また、ダーウィンの進化論にあるのは、環境に合わせて生物が変化するということが不連続であり、分子生物学が20世紀後半に発展してもそれは変わらないということ。 若干古く、1985年に発行、日本語版は1988年発行であり、文字と図だけの本で児が小さいの読みにくかった。昔はこんな本をみんな読んでいたかと思うと、今の本の読みやすさがよくわかる。

Posted byブクログ