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三度目ならばABC の商品レビュー

3.4

15件のお客様レビュー

  1. 5つ

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山本山コンビが活躍す…

山本山コンビが活躍する連作集。間違いなく面白い。ユーモアミステリー

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絶妙なボケとツッコミ…

絶妙なボケとツッコミの会話で話が進む、連作短編集。土佐美郷、萌えです。

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織田貞夫(おださだお…

織田貞夫(おださだお)と土佐美郷(とさみさと)―上から読んでも下から読んでも同じ名前の、山本山コンビのユーモアあふれる連作推理短編集。テンポがよく、美郷の突拍子のない推理が笑いを誘います。全部面白く、よくできていますが、その中でも「十番館の殺人」が個人的に大ヒット。殺人事件の再現...

織田貞夫(おださだお)と土佐美郷(とさみさと)―上から読んでも下から読んでも同じ名前の、山本山コンビのユーモアあふれる連作推理短編集。テンポがよく、美郷の突拍子のない推理が笑いを誘います。全部面白く、よくできていますが、その中でも「十番館の殺人」が個人的に大ヒット。殺人事件の再現ドラマの収録中、忠実に事件をなぞっていると、なぜか辻褄が合わず…、本当の犯人は誰なのか?スタジオの中で真犯人探しが始まります!

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ユーモア推理の短編集…

ユーモア推理の短編集。6話収録で、どれも良。

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回文名の二人のかけあ…

回文名の二人のかけあいが面白い、短編連作ミステリ。

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山本山コンビが送る、…

山本山コンビが送る、連作短編集。コメディタッチで面白いです。

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2021/04/17

出てくるネタが自分には通じないものが多かった。 自分よりもう少し上の世代が読めば評価も高いかもしれない。 キャラ自体は魅力的で土佐美郷の着眼点や決めつけとも言える推理が繋がっていく展開は楽しめた。

Posted byブクログ

2017/01/22

2017年6冊目。 山本山コンビによる短編6作品。軽快なストーリー展開でサクサク読める。美郷の愛すべきキャラクターに一気にファンになってしまったw 岡嶋二人作品の短編はどれも面白いけど、「なんでも屋…」とこの作品はかなり好き。 初版が30年近く前なのに古くささを感じない。 映像化...

2017年6冊目。 山本山コンビによる短編6作品。軽快なストーリー展開でサクサク読める。美郷の愛すべきキャラクターに一気にファンになってしまったw 岡嶋二人作品の短編はどれも面白いけど、「なんでも屋…」とこの作品はかなり好き。 初版が30年近く前なのに古くささを感じない。 映像化するなら誰が演じたら面白いかな? 美郷は志田未来ちゃんとかかなーw織田くんは松坂桃李、とか?w 珍しく続編あるみたいなのでこのあと「とってもカルディア」読みます!

Posted byブクログ

2015/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

織田貞夫と土佐美郷という上から読んでも下から読んでも同じ名前のコンビがテレビ局を舞台に活躍するユーモアミステリ。増補版も発売されているが,私が持っているのはブックオフで100円で購入した旧版である。 主婦向けワイドショー番組の再現ドラマを制作する制作会社の社員が,事件に出くわし,再現ドラマ作成に絡ませながら謎を解いていくという設定。同じ設定で6本の短編が書かれているが,6つの作品を通じた仕掛けのようなものは存在しない。1987年の作品なのだが,あまり古臭さを感じさせないのは,さすが岡嶋二人というところ。 短編のレベルはどれも水準以上だと思うが,白眉は十番館の殺人。再現ドラマを作っていると,各人の証言に矛盾が出てきて,その矛盾を追求していくと,真犯人が分かってしまったという設定。まさにプロットの勝利というか,読んでいて非常に楽しい作品だった。 ただし,どれも小説としてのデキは十分面白いが,ミステリとしての面白さはそこまででもない。叙述トリックのような仕掛けもなく,驚きは少ない。そういった点も考慮すると★3かな。

Posted byブクログ

2014/09/06

1982年〜1984年の短編集。 「三度目ならばABC」「電話だけが知っている」「三人の夫を持つ亜矢子」「七人の容疑者」「十番館の殺人」「プールの底に花一輪」を収録。 テレビ局の下請け、弱小プロダクションに勤める織田貞夫(おださだお)と土佐美郷(とさみさと)という、上から読んで...

1982年〜1984年の短編集。 「三度目ならばABC」「電話だけが知っている」「三人の夫を持つ亜矢子」「七人の容疑者」「十番館の殺人」「プールの底に花一輪」を収録。 テレビ局の下請け、弱小プロダクションに勤める織田貞夫(おださだお)と土佐美郷(とさみさと)という、上から読んでも下から読んでも同じ名前の男女が事件を解決していくユーモアミステリ。 アリバイ崩し的なものが多く、全体的にトリッキー。 単純に面白かった。 「三度目ならばABC」は、クリスティの「ABC殺人事件」をモチーフにしているが、他はよくわからなかった。 なお、「三人の夫を持つ亜矢子」はクェンティンの「二人の妻を持つ男」とのこと。 (図書館)

Posted byブクログ