指の戯れ の商品レビュー
意外な結末が待ってい…
意外な結末が待っています。この作者の作品は、よく黒人の男性が出てくるように思います。
文庫OFF
0151 こないだベッドタイムアイズを読んだばかりなので、指の戯れの展開はちょっときつい…。 リロイの指に翻弄されていく話。最後があっさりとしているけど、衝撃的だなあ。
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ブックオフで百五円で購入しました。 うーん、アレな描写がずらずらずらずらと続いて、少し辟易しました。 もっと内心に迫るような描写が多かったら違ったのかなぁと。
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なんかクサい(笑)こんな世界も、こんな関係もあるのねー、というかんじ。小説の中では盛り上がってるけど、すごく冷めた気持ちで読んでしまった。それに性表現が露骨すぎてあまり美しさ妖艶さも感じず・・・。しかし、ラストの「指で揉みしだかれ、裸にされ、蜜を吸い取られた花の屍でしかない」ルイ...
なんかクサい(笑)こんな世界も、こんな関係もあるのねー、というかんじ。小説の中では盛り上がってるけど、すごく冷めた気持ちで読んでしまった。それに性表現が露骨すぎてあまり美しさ妖艶さも感じず・・・。しかし、ラストの「指で揉みしだかれ、裸にされ、蜜を吸い取られた花の屍でしかない」ルイ子の空っぽ感の描写は美しい。
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ピアニスト、リロイ・ジョーンズ。 彼の指には才能がある。 私はそれを知っていたし、それがこわかったのだ。 2年前に捨てたあの男、私の奴隷であった男のために今、愛と快楽の奴隷になろうとするルイ子。 リロイの奏でるジャズ・ミュージックにのせて描く、愛と復讐の物語。 さらりと読め...
ピアニスト、リロイ・ジョーンズ。 彼の指には才能がある。 私はそれを知っていたし、それがこわかったのだ。 2年前に捨てたあの男、私の奴隷であった男のために今、愛と快楽の奴隷になろうとするルイ子。 リロイの奏でるジャズ・ミュージックにのせて描く、愛と復讐の物語。 さらりと読めちゃう短編です。 山田詠美のデビュー作「ベットタイムアイズ」でもそうですけれど、山田詠美の描く黒人というのはどうしてああも魅力的なんだろう、といつも思います。 普通だったらマイナスと受け取れる形容詞や単語を並べて、魅力を伝えることができる。 どうしてだろうと思うとともに、きっとそれは私が山田詠美を好きな理由でもあります。 山田詠美の初期の作品には、日本人と黒人との男女関係を描く作品が多いです。彼女自身がインタビューで答えているそうですが、中学時代にソウルミュージックに触れ、多くの黒人作家の小説や黒人が登場する小説を読んでいたことが影響しているみたいです。 人種が集まる街である六本木で仕事をし黒人との交流も多かったこと、彼女自身が黒人と付き合っていたこと。それがあの魅力に繋がっているのかなと少なからず思うのです。 黒人という“異人種”と結ぶ「女」の描写なら彼女がピカイチかと。
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エッチな描写がたくさん出てくるが、作者はそれをどう綴っていくのか、それに注意して読んでみた。スバゲッティを食べるシーンがなんだかエロスでよかった。
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