雪の女王(上) の商品レビュー
アンデスセンの書き直しにしてはよくできている 表紙 6点木嶋 俊 展開 6点1980年著作 文章 7点 内容 680点 合計 699点
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惑星ティアマットにいま〈交替〉のときが訪れようとしていた。〈双子〉と呼ばれる太陽がブラックホールである〈黒い門〉に近づくとき、もうひとつの太陽〈夏の星〉は輝きを増し、〈主導世界〉と唯一の連絡路である〈黒い門〉は使用不能となる。ティアマットは通商停止の世界、大宇宙の孤島となるのだ。...
惑星ティアマットにいま〈交替〉のときが訪れようとしていた。〈双子〉と呼ばれる太陽がブラックホールである〈黒い門〉に近づくとき、もうひとつの太陽〈夏の星〉は輝きを増し、〈主導世界〉と唯一の連絡路である〈黒い門〉は使用不能となる。ティアマットは通商停止の世界、大宇宙の孤島となるのだ。150年にわたって〈冬の女王〉の治世は終わり〈交替〉を象徴する〈祭り〉とともに、〈夏の女王〉の治世が始まる。だが、〈生命の水〉によって永遠の若さを保つ〈雪の女王〉アリエンロードは、むざむざと〈冬〉を〈夏〉にあけわたす気はなかった…ヒューゴー賞受賞作!
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アンデルセンの童話をモチーフにしたSF。奪われてしまった恋人を取り戻そうとするヒロイン!だがちょっと待て!その男は本当に取り戻す価値があるのか?!と聞きたくなってしまったりして。いや、ちょっと情けナシ男くんなんですよ、そいつ。ヒロインの側にはかっちょいい男もいるので、つい(笑)
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惑星ティアマットでは150年に一度、<冬の女王>の治世と<夏の女王>の治世が交替する。だが、雪の女王・アリエンロードは、みすみす女王の座を明け渡すつもりはなかった。 永遠の若さと美しさを誇る年老いた女と若い女の間の熾烈な戦い。かなり好きかも。
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