ラドラダの秘宝を探せ(下) の商品レビュー

クライブカッスラー【著】,中山善之【訳】

キューバの島に設けら…

[文庫ＯＦＦ]

キューバの島に設けられたソ連の秘密軍事施設に対する破壊工作を試み、ラドラダの秘宝を追い求めていたピットは、世界の揺るがすこの陰謀を阻止するという任務を、期せずして担うことになったのだが…。

2013/03/31

ダークピットの活躍するシリーズ。今回は、ダークピットが参加するウィンドサーフィンの進路上に巨大な飛行船が高度を失いながら落ちてきて、そのまま高級リゾートに突入しそうになるのをピットが救うところから始まる。飛行船に残された腐乱の進んだ謎の遺体から謎解きが始まる。

2012/08/24

やはり前に読んだ同シリーズよりは
どこかスリルにかけるような気がしました。
ロマンスに関しても寸止めが存在しないので
なんだかかっこいいダークが崩れてしまうような
感じがしまして。

ただし救いなのはスケールの大きさ。
ソ連のとてつもない陰謀には
驚かされるばかりでした。
しかも異次元の場所での戦いもありますしね。

でもやはり爽快さにかけるのは
否定できません。

2009/10/04

やー、上巻での懸念は払拭されました。つか、まあ、この作者だったらね、確かにピットをいきなり宇宙に行かせるようなことはしないと思いましたが。しかしあちこち怪我しとるな、ピット。多分発表順に読んでいったら、ピットの怪我やコレクションや人脈が増えるのも、これはアレかソレか、と楽しめたのではないかと推測。まあ、気にせず年代バラバラに読んでるんだけどさ。
そういえばカッスラーの略歴見たら、現在84歳？　作家転身が42歳みたいだから、人生半分作家なのね。ていうか、私が生まれる前から作家なんだよね…考えてみるとすごいわ。って、この人はまだ新作書いてるんだっけ？　確か本当にNUMA設立しちゃってどーのってあるから、まだまだお元気なんだよねえ。うーむむ。すごいわ。
えーと、話の方ですが。うん、まあこんなもんですよ。ていうか、こういうパターンが読みたくて読んでるってシリーズだからな。うんうん。
[2004/12/19読了]