タリスマン(下) の商品レビュー

スティーヴン・キング(著者),ピーター・ストラウブ(著者),矢野浩三郎(訳者)

母親の命を救うタリス…

[文庫ＯＦＦ]

母親の命を救うタリスマンを手に入れるため旅を続けるジャックソーヤー。何年も前から話はあるのだが、なかなか映画化されない作品。

母親を助けるための旅…

[文庫ＯＦＦ]

母親を助けるための旅を続けるジャック。上巻同様、話に引き込まれ、どんどん読み進めました。面白いです。

2023/03/19

ものすごい傑作。指輪物語とダークタワーを足したような話、それが文庫本1200ページで読めるのはお得です。

2021/08/13

再読。
なんとか読み終わった、というのが正直な感想。
いわゆる異世界ファンタジーという部類になるのだろうけど、その異世界での冒険があまり面白くなくて、長さだけが苦痛だった。
唯一の読みどころは、ウルフとの交流の部分。ここは感動的。
ラストも感動的ではあるんだけど、つまらない部分が長すぎ。

2017/10/15

ジャック・ソーヤー少年が病気の母を救うため、〈テリトリー〉という異世界と現実世界を行き来しながら願いを叶えるタリスマンを求めて旅する物語。
一言でいってしまえばこれで終わってしまうのだけど、普通のファンタジーと違って全く一筋縄ではいかない。
ジャックはテリトリーで勇者になれるわけではないし、現実でも厳しいアルバイトが待ち構えていたり、不良少年の更生施設に入れられてしまったりする。
少年の冒険には仲間が付き物だが、狼男と字面では強力に感じるけど現実世界と最後まで相入れなかったウルフだったり、ファンタジー的なものをある理由から徹底的に拒否するリチャードだったりと、困難が付き物だ。
現実世界の無常さやファンタジー世界の描写に引き込まれる作品。
アメリカの時代背景をもっと理解してたらまた読み直したい作品。

2014/05/08

とにかく夢中で読み終えてしまいました。
なんて面白いんだろう・・・そんな思いは残っているけど、また何十年ぶりに読んでみようかな＾＾

2010/08/28

わずか12歳で母親を救う旅に出た主人公ジャックは、旅先での争いや仲間との別れ、助け合いを経て逞しさを身につけていく。

一方モーガンスロートの息子リチャードスロートも、自らの父親が悪であることを受け止め父との戦いと決別を誓う。

少年達の成長を見事に描いた、キングらしい傑作

2009/12/24

１２才の少年が魔法の世界へトリップ。この複雑で不思議な世界に迷い込み　２人の母親のために困難に立ち向かっていく。この旅はジャック・ソーヤーを成長させたようだ。面白いのである。これ異色の冒険小説だよなぁ。

2009/10/07

少年がだんだんと成長し、読んでてもその成長ぶりが目に浮かぶよう。
後半は非常にテンポ良く、あっという間にすすんだ感じ。

2010/03/14

キングを読み漁っていた頃に、手にとった記憶はあるのだが、内容の断片すら思い出せない・・・・ということは、読んでなかったか・・・・最高に面白かった。ダークタワーシリーズを読んだことで、より面白味が増したと思う。ウルフの“ばっきゃろー”が印象的。忘れがたいキャラ。ストレートすぎるくらいの勧善懲悪もの。善なるもの、無垢なるものに勝てる悪はなく・・・ジャックをつらいめにあわせた人々は、みんな懲らしめられましたとさ。