カンボジアの24色のクレヨン の商品レビュー
カンボジアの難民収容センターでで出会った少年と著者の交流を通じた記録。やや感情的ながら、非常にリアルに描かれている。当時の異常さとアジアのエネルギーが、情景を思い興させる。この本はドキュメンタリー番組を作った時の記録でもあるらしい。その番組も是非見てみたい。
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カンボジアのポル・ポト派による虐殺と過酷な労働を、カンボジア難民の少年の目を通して描かれたノンフィクション作品。 24色のクレヨンで描かれた17枚の絵。 そこには幼い子供が描いたとは思えないくらい、残酷な様子が描かれている。 1970年代から80年代・・・。 そう遠くはない過去...
カンボジアのポル・ポト派による虐殺と過酷な労働を、カンボジア難民の少年の目を通して描かれたノンフィクション作品。 24色のクレヨンで描かれた17枚の絵。 そこには幼い子供が描いたとは思えないくらい、残酷な様子が描かれている。 1970年代から80年代・・・。 そう遠くはない過去に、これほどまでに悲惨な現実があったことを、私は知らなかった。 「悲惨な」という言葉でさえ、現実を物語るのにふさわしくない。 あれから30年近く経つのに、世界はまだ平和じゃないんだよなぁ。(2006年12/17読了)
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