バスルーム寓話 の商品レビュー
手放せない気持ちは絶対どこかにあって。どこでケリをつけるか。が、ターニングポイント。夏にすべてをおっつけるか。閉じ込めた自分の気持ちを腐らせて気がつくか。どこにでもいる人を気持ち良くきりとるのがうまいな。と。思う。結構、好き。
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初めてのおかざき作品で初めてのレディース作品。 中高生だった自分には大人すぎて話も間も感情も理解できない部分がたくさんあったけど、きっと今読めば違う筈だから今頑張って押入れ捜索中。 何より画が綺麗で、魚が衝撃的だった。あとピエロのリボン。 密度が詰まってる画がそのまま押し寄せてくる雰囲気に息がつまった。 怖いな、とその頃は思っていた。
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もはやグロテスクだというくらいに感情の表現を絵でしてくれる。それが容赦なく直に突き刺さってくるのでたまらないのです。うー
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「ねえ 世の中の人たち 誰でもいいです。 今 この瞬間 あたしのことを想ってよ」 女の子のやりきれない痛みが昇華されずに そのままの形で、色で、温度で、 この作品には描かれています。 やっぱり彼女の作品は 女の子で生まれてきてよかったって思わせてくれる。
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おかざき真里さんのデビュー作が収録された短編集。少女マンガに分類してよいものか悩みますがとりあえずココに。これよりも数年前から某雑誌で作品載せていらっしゃいましたね。個人的にはその頃から読んでますが、あの独特な空気は健在でした。どの作品にも圧倒されるものがあるのですが、この方の作...
おかざき真里さんのデビュー作が収録された短編集。少女マンガに分類してよいものか悩みますがとりあえずココに。これよりも数年前から某雑誌で作品載せていらっしゃいましたね。個人的にはその頃から読んでますが、あの独特な空気は健在でした。どの作品にも圧倒されるものがあるのですが、この方の作品は独特で特有なものがあるので好き嫌いは分かれそうです。
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恋愛もののような、そうでないような。不思議な短編が4話入った本です。淡い絵柄で描かれる少し寂しい話の数々。
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紙片や魚や何やら、小さなモチーフが大量にひらめく、という手法を発明しただけで、もう、この人は強いね!
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彼女のデビュー作。 *1996年の夏休み *バスルーム寓話 *夏草子 *拍手喝采ピエロ 不思議な感覚に襲われる一冊。決して読んでいて楽しいわけじゃない。むしろ、どこか締め付けられる様な感じ。何かを見つめなおすきっかけになれる本。
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短編集。「夏草子」と「拍手喝采ピエロ」がすき。この2つの話の中にではないのだけど、『二十歳を過ぎたら、好きなこと以外しちゃいけないのよ』というセリフがあって、とても印象に残ってる。そのセリフをどう受け止めようか未だに迷ってしまう。彼女の作品があたしに少なからずの影響を与えているら...
短編集。「夏草子」と「拍手喝采ピエロ」がすき。この2つの話の中にではないのだけど、『二十歳を過ぎたら、好きなこと以外しちゃいけないのよ』というセリフがあって、とても印象に残ってる。そのセリフをどう受け止めようか未だに迷ってしまう。彼女の作品があたしに少なからずの影響を与えているらしい。
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