ビンラディンの剣 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2002年。 プリンスマルコシリーズの翻訳が帰ってきた。扶桑社ミステリー偉い! 911の惨劇にアメリカ人が関与しているとの情報があり、マルコに捜査依頼が。1980年代には50歳だったはずのマルコ。まだまだ健在。まだまだリーツェン城の修復のためCIAで働いている。 CIAの元工作員ジョン・ターナーはアラブ地域で活動していたころ、ビンラディンに何回か会う機会があり、絡め取られていったのであった。911の惨劇が成功したことを電話でビンラディンに伝えたのが彼。そして次のテロを実行すべく動いていた。21世紀になってもヴィリエの創作は変わっていない。こちらの方がリアルで知っているのでわかりやすい。永遠の婚約者アレクサンドラはリーツェン城の電話番をしていたのが笑える。
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9.11に続くテロを阻止することがテーマ。なんだか無造作にエロティックなシーンが出てきて、あっけなくストーリーが終わってしまう。マルコは今回も特に活躍せず。尾行と犯人の足取り、関係者の人脈探しで右往左往のうちに、事件はなんとなく終わってしまう。 あおり文句を読むと面白そうなのに、...
9.11に続くテロを阻止することがテーマ。なんだか無造作にエロティックなシーンが出てきて、あっけなくストーリーが終わってしまう。マルコは今回も特に活躍せず。尾行と犯人の足取り、関係者の人脈探しで右往左往のうちに、事件はなんとなく終わってしまう。 あおり文句を読むと面白そうなのに、読了後の空虚感がなんともなあ。
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昔読んでた創元推理文庫版のSASシリーズは単純に机上旅行を楽しむというか、純粋にエンターテイメントとして楽しんでいたけれど(だってネタになっている事件などが本でしか読んだことないようなものだったりしたんだもの)、本作では『9.11テロ』がネタで、あまりにも最近に出来事を取り扱って...
昔読んでた創元推理文庫版のSASシリーズは単純に机上旅行を楽しむというか、純粋にエンターテイメントとして楽しんでいたけれど(だってネタになっている事件などが本でしか読んだことないようなものだったりしたんだもの)、本作では『9.11テロ』がネタで、あまりにも最近に出来事を取り扱っていて、そういう意味で以前の作品とは違う楽しみがあったな。
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