MBO の商品レビュー
勉強になります。
もう、闘うしかない。自分を守るためには……。解任寸前の雇われ社長が選んだ最終手段、MBO。大きな勝負に挑む男の物語として面白いのは勿論のこと、企業法律について知りたい人も満足する内容です!
abtm
久々にフィクションを読んだ。面白かった。 第三者割当増資。良いか悪いかは別として、物事には合法的なルールが存在する。何が正しいのか。自分はどう生きていくのか、そんな事を考えさせられた。
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「マネジメント・バイアウト」牛島信 1.購読動機 出口戦略の一つであるマネジメントバイアウト。 正確にいえば、経営陣に資金を提供する実質的な経営社による買収。 経営する側。 経営をコントロールする側。 その関係と駆け引きを関心があったから。 2.読みおえて 小説の域ではあ...
「マネジメント・バイアウト」牛島信 1.購読動機 出口戦略の一つであるマネジメントバイアウト。 正確にいえば、経営陣に資金を提供する実質的な経営社による買収。 経営する側。 経営をコントロールする側。 その関係と駆け引きを関心があったから。 2.読みおえて 小説の域ではあるが、その通りなんだろう と納得が進むのは以下の点である。 ①株主 高く売り抜けたい。 ②マジョリティ、マイノリティ マジョリティであるがゆえに、譲渡先と条件交渉しやすいこと。 ③キャッシュフロー 赤字、キャッシュ流出はジリ貧。 立て直しは、時間を区切ること。 ④取締役会 過半数を外部とするのか? しないのか? 経営に監視を行き届かせることは目的ではあるが、その手段、方法は取締役会に限定することではない。 #読書好きな人とつながりたい
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あるしがらみで読むことになった本。タイトルからして食指が動かない。企業小説はつまらないと思っていたが、なかなかどうして面白かった。旧商法、現会社法の知識が多少あれば充分楽しめる。ただし生活感は全くない話。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マネージメントバイアウト。 株式会社の買収について、詳しく書かれている。 増資をして、株式を割り増し発行し、元々過半数を占めていた株主を筆頭株主から引きずり下ろす。 その先は? 会社の運営を筆頭株主として考える、というのは、一部の人にしかできないことであり、その立場に上り詰められた人は、別次元で物事を考えるものだ、という成海の考えは、私には一生わからないものだろう。
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ストーリーとしてはまずまず面白い。しかし何というか、文章が今一つなためか何となく乗って行けない。 気まぐれなオーナーに首を切られそうになり、電撃的なMBOに踏み切った小野里。物語はそこでは終わらない。リストラを強要するスポンサーの米系ファンド、反旗を翻す子飼いの部下たち、そして心...
ストーリーとしてはまずまず面白い。しかし何というか、文章が今一つなためか何となく乗って行けない。 気まぐれなオーナーに首を切られそうになり、電撃的なMBOに踏み切った小野里。物語はそこでは終わらない。リストラを強要するスポンサーの米系ファンド、反旗を翻す子飼いの部下たち、そして心が離れていく盟友の真鍋。どれも実際にありうる人物像であり、「彫り」をきちんと描けばそれだけで面白くなると思うのだが、その辺が中途半端なところにこの作家の生硬さを感じる。同時にそれは、将来性への期待にもつながるのだが。
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2007年、WOWOWでも三上博史主演の2時間枠ドラマとして放映された作品。ドラマも面白かったけれど、その前に読んだ原作もなかなか。 ちょっと現実離れはしているけれど、こういうのって素直に憧れるね。
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企業小説。 MBOとは何なのか?ということが詳しく書いてある。 将来役に立つかもしれない。 が、学生の自分には少々難しく、この評価させていただいた。
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小野里を「しょぼい」とばっさり切り捨てられる器の大きさは自分にはないなあ。それにしても、現代というのはかくも複雑な時代になっているのですね。ファンドというものの冷酷さが印象的です。
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