55歳から大学教授になる法 の商品レビュー

鈴木勝(著者)

2014/06/17

20140616読了
すんごい題名の本がある、と思って冷やかしに借りてみたが、ぱらぱらめくって終了した。若いうちから学術論文を積み上げて、自身の学問を追求する生粋の大学人とは違う種類の「教授」。ひとくちに「教授」といっても中身はいろいろだと思った。●サラリーマンから大学に再就職するというのはとても稀なケースだろう。2003年出版で、時が経って情勢も変わってきているのでは？今後は知名度の低い私大はますます淘汰されていきそうだし、こういう転身はもっと難しいのでは。いやむしろ、就職を強化した専門学校のような私大なら実務経験者は重宝されるのかな。そう考えると、商学系・経済学系など教える側の実務的な経験が学生の利益に直結しそうな実務的な分野に限っては、少なくても需要が途切れないのかな。