九龍城探訪 魔窟で暮らす人々 の商品レビュー
かつて香港にあったスラム・城砦である九龍城のカラー写真満載の本。 よくぞあれだけ無秩序に増築され、多くの人が暮らしていたものだと、感心してしまう。 廃墟後の写真集なども出版されているが、この本は実際に生活している人がまだいた当時のものであり、とても興味深い。
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写真はどれも興味深かった。 建物を側面から見ると、階がバラバラなのがとても面白い。 city of darkness… って割には住人のインタビューは結構明るかったけどね。 もっともっと胡乱な感じを期待していたんだけどな。
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市図書館。 取り壊し前の九龍城の住人の暮らしぶりが、インタビューと写真によって構成されている。 そこに住むようになった経緯など、興味深い内容もちらほら。 なぜ九龍城が超法規的な場所になったのか、歴史なども詳しく解った。
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面白い。いまはなき九龍城。ノスタルジーともいえるアジアの風景。 よく近未来の物語の風景で、こんな高層ビルのスラムがでてきた。CLAMPのクローバーとか、ブレードランナー。 実際に住んだら、怖そうだけど、面白い場所。 このどこの国でもない場所の魅力ってなんだろう。 軍艦島といい、人...
面白い。いまはなき九龍城。ノスタルジーともいえるアジアの風景。 よく近未来の物語の風景で、こんな高層ビルのスラムがでてきた。CLAMPのクローバーとか、ブレードランナー。 実際に住んだら、怖そうだけど、面白い場所。 このどこの国でもない場所の魅力ってなんだろう。 軍艦島といい、人は極限の場所に憧れるのだろうか? 図書館で借りたけど、欲しいなぁ。
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かつて香港に存在した九龍城(クーロン)の写真集及びレポートです。 九龍城をとりあげた本はいくつか見たことがあったのですが、ここまで詳細に撮られたものはないのでは?と思います。またそれぞれの住民の暮らしや生活の詳細の話題も書かれておりかなり読み応えのある一冊です。
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憧れの九龍城。このアジアカオスな感じがたまらない。ブレードランナーとか攻殻機動隊とかのSFって、こういう国籍不明なアジアの雑多な所が舞台だったから、円熟して腐敗した近未来の姿みたいな感じでドキドキします。九龍城跡に行ったけど面影すらなくてさびしかった。重慶大厦も整備されてしまって...
憧れの九龍城。このアジアカオスな感じがたまらない。ブレードランナーとか攻殻機動隊とかのSFって、こういう国籍不明なアジアの雑多な所が舞台だったから、円熟して腐敗した近未来の姿みたいな感じでドキドキします。九龍城跡に行ったけど面影すらなくてさびしかった。重慶大厦も整備されてしまってたし、なんだかアジアカオスな場所がどんどん減って残念。
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かつて香港に存在したカオス空間「東洋の魔窟」の写真集。 商店主や肉加工業者、理容師や医師など30数人のインタビューが写真と共に掲載されている。 暗く汚いスラムのイメージなのに意外と犯罪が少ないとか、 あんな迷路みたいな建物なのになんと郵便が機能しているとか、 っていうか彼らがど...
かつて香港に存在したカオス空間「東洋の魔窟」の写真集。 商店主や肉加工業者、理容師や医師など30数人のインタビューが写真と共に掲載されている。 暗く汚いスラムのイメージなのに意外と犯罪が少ないとか、 あんな迷路みたいな建物なのになんと郵便が機能しているとか、 っていうか彼らがどこから来てどうして九龍城に住み着いてどうやって生きているのかとか、 インタビューだからこそ見えてくる一冊。
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きっかけは、無限城(笑) 東洋の魔窟、九龍城。 非日常感にゾクゾクするのが魅力的ですが、そこに住んでいた人々にとってはそれは日常であり、九龍城砦の解体は彼等にとって永遠に続くはずの日常の崩壊であると考えると、好奇心という言葉だけでは語ってはいけないものがあるように思います。
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取り壊される直前までの写真が収録されています 生活感あふれる写真は少ない、そこにより寂しさを感じます
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ここにしかないもの、がここにはある。 完全にここにしかないものが、ある。 完璧に、ここにしかないもの。 そして、消えてしまったものたち。 ああ、すごいなーって。
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