トコトンやさしいSCMの本 の商品レビュー
平凡(無難)な全体ストーリーライン。それはまぁいいとして、一つ一つのコンテンツがそのストーリーラインとあってないかつ説得力がない。
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入門書という事で、広く浅くなんだけど中途半端。 各項目をむりやり1ページにまとめようとして失敗した感じ 例えば SCMに関していろんな種類のソフト(ソリューション)が示してあるがそれぞれ 〜という点がいいです。 しかし問題もあります。 という感じでまとめられている。何が問題?って突っ込みたくなる。少なくとも関連する参考文献ぐらい示して欲しい。 個人的に良かった点はSCMの導入がなぜ最近盛んなのかっていう背景がわかりやすくて参考になった。 もちろんIT技術の発展というのもあるんだけど、 それ以上に昔は作れば売れるから大量生産で一時的に会計上の資産になってでもすぐお金になるからそれが良しとされてた。むしろ品不足によるシェア低下を恐れた。 しかし、今は作っても売れないから厳しく在庫管理してキャッシュフロー(材料買ってから製品が売れるまでのお金の流れ)を重視する必要があるって背景はなるほどって思った。 抽象化すれば、時代の変化の波の一言なんだけどアーバンコーポレーションの黒字倒産の話とも頭の中で結びついて面白かった。 SCM系は初めてだったというせいもあるけど細かいところが良くわからなかった。3文字略語が多いので馴れだと割り切って理解して行きたい。
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ななめよ読み。SCMの簡単な概念が知りたいという場合には参考になるかもしれません。 実務が知りたい場合は、また別の本かな…
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仕事関係の本。 これを読んだだけではまったく使い物にならないと感じた。 これからSCMのことを学び、ビジネスの場で知識が必要な人にとってはよいのかもしれない。
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ITコンサルタントへの転身を考える中で、広く経営に関する知識を得るために読んだ本。 ■SCMとは イスラエルの物理学者であるゴールドラット博士が提唱した「制約理論」がベース。企業が事業活動を行うにあたって、調達から販売までの一連の流れをサプライチェーンと呼ぶ。CRMは、サプライ...
ITコンサルタントへの転身を考える中で、広く経営に関する知識を得るために読んだ本。 ■SCMとは イスラエルの物理学者であるゴールドラット博士が提唱した「制約理論」がベース。企業が事業活動を行うにあたって、調達から販売までの一連の流れをサプライチェーンと呼ぶ。CRMは、サプライチェーンの最適化によるスループットの向上を一つの目的とする。 また、一般的にSCMを導入するにはパッケージシステムを導入することが多く、主要なパッケージベンダがそれぞれパッケージ製品を開発している。 サプライチェーンの一連の流れの中には、サプライヤー、メーカー、販売者など様々なプレイヤーが存在するが、それぞれの部分最適の総和が全体最適とはならないことを関係者がよく理解する必要がある。また、プレイヤー間の情報共有がSCM導入のキモとなるため、その目的・効果なども理解させる必要がある。 ■SCMの導入効果 在庫管理、品質管理、商慣行の標準化など、様々な効果があり、結果的に企業の業績向上が見込める。事実、様々な業界の主要企業がSCMを導入を成功させ、業績を大きく伸ばしている。 ■SCM導入の課題 特に日本企業においては、SCMへの誤解が多いようだ、それにより、安易にパッケージを導入しその効果を十分に得ていない企業も多い。 また、日本独特の商慣習が導入の障壁になり、うまくいかない例も多い。また、極端にアレンジして導入をしようとする企業もあり、結果、中途半端なSCMが構築され失敗に至るケースもあるという。 ■SCMの今後 SCMを基礎とした、様々な発展的な経営手法が登場してきている。今後のさらなるグローバル化の進展を考慮すると、バリューチェーンの標準化を推進するSCMの導入は企業の継続にとって大きなポイントになるであろう。 ■個人的な意見 まだまだSCMの概念を私は理解していない。ひょっとしたら日本のビジネスパーソンの多くがSCMをきちんと理解しきれていないのではないだろうか、関連する経営手法として、ERPやCRMなどがあるが、これらについてもその関係を整理しながら、一度時間をとって学んでおく必要があるのではないだろうか。とりあえず、ゴールドラット博士の「ザ・ゴール」を読んで制約理論から学んでみようと思う。
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