Javaによる流体・熱流動の数値シミュレーション の商品レビュー
JAVAのプログラミングを始めて、 二番目に買った本。 物理現象の記述に必要なアルゴを解説してあり、 JAVAそのもののプログラミング方法についても かなり解りやすく一章で述べている。 実用性という意味では、 この本には二つの評価がある。 取りあえず、例題で示されたシミュレ...
JAVAのプログラミングを始めて、 二番目に買った本。 物理現象の記述に必要なアルゴを解説してあり、 JAVAそのもののプログラミング方法についても かなり解りやすく一章で述べている。 実用性という意味では、 この本には二つの評価がある。 取りあえず、例題で示されたシミュレーションプログラムだけでは 現実に問題となる複雑な現象を記述できない。 単純には役に立たない。 しかし、ここに示された基本構造は 一般的なシミュレーションソフトがどのように 動作しているのか洞察する上で非常に重要である。 また、基本となるプログラムを改造するだけでも かなりの場面で役に立つシミュレーションプログラムを 組む事が可能である。 そういう意味では、本書は JAVAでシミュレーションプログラムを組む上で バイブルと言える存在ではないだろうか。 特に、メッシュを切るプログラムは なるほど、そういう仕組みなのかと勉強になった。
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