とても普通の人たち の商品レビュー
四宮鉄男はドキュメンタリー映画監督で、長期間に渡ってべてるの家を撮り続けてきた。斉藤道雄著『悩む力 べてるの家の人びと』と同年に刊行されており、べてるが広く社会に知られるきっかけとなったことだろう。驚くほど文章が巧みで著作が一冊しかないのはもったいない限りである。必読書に入れても...
四宮鉄男はドキュメンタリー映画監督で、長期間に渡ってべてるの家を撮り続けてきた。斉藤道雄著『悩む力 べてるの家の人びと』と同年に刊行されており、べてるが広く社会に知られるきっかけとなったことだろう。驚くほど文章が巧みで著作が一冊しかないのはもったいない限りである。必読書に入れてもよかったのだが既にべてる本は3冊あるため教科書本とした。 https://sessendo.blogspot.com/2021/02/blog-post_14.html
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四宮鉄男さんの「とてもふつうな人たち ベリーオーディナリーピープル」北海道新聞社は、福祉・ケアの分野でこの数年ホットな話題になっている、「降りていく生き方」のべテルの家関連の出版物では、とびっきりの赤丸もの。 そもそもべテルの家を世間に知らせることになった「ベリー・オーディナ...
四宮鉄男さんの「とてもふつうな人たち ベリーオーディナリーピープル」北海道新聞社は、福祉・ケアの分野でこの数年ホットな話題になっている、「降りていく生き方」のべテルの家関連の出版物では、とびっきりの赤丸もの。 そもそもべテルの家を世間に知らせることになった「ベリー・オーディナリー・ピープル」という心に障害を抱えたヒトタチが自ら顔も名前も完全にさらして自らを語るというとんでもないビデオを請託した監督ご本人が、その顛末を語り起こしたもの。 とにかく、度肝を抜かれるというか、面白い。北海道新聞社は、教育と福祉にかけてはすごいセンスを持ってます。
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記録映画作家がつづったルポ。 記録を撮り始めてから7年に及ぶ、べてるの家との関わりで 出会った人々、出来事を一節につき2ページくらいの短い手記で 描いている。 日常生活の写真もあり、べてるの家の活動の様子や雰囲気が 想像しやすい。2002年発行。
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