L文学完全読本 の商品レビュー
ブックガイドが楽しい女の子文学書評、批評本。 斎藤美奈子の本紹介が楽しくて借りてみた。 途中まで気づいてなかったが、2002年出版というかなり古い本。 (ドラマのくだりでやっと気づいた。) が、だからこそ青春期と被ってて、多感な頃読んだ本やドラマが出て来て楽しい。 一方、まだ1...
ブックガイドが楽しい女の子文学書評、批評本。 斎藤美奈子の本紹介が楽しくて借りてみた。 途中まで気づいてなかったが、2002年出版というかなり古い本。 (ドラマのくだりでやっと気づいた。) が、だからこそ青春期と被ってて、多感な頃読んだ本やドラマが出て来て楽しい。 一方、まだ10代だったりしたので、大人な本は、新発見で読んでみたいものも色々再発見。 コバルト文庫、篠田節子、佐藤多佳子(懐かしい!)、山田詠美、梨木香歩、三浦しをん、、、ハマってたなー。 #L文学完全読本 #斎藤美奈子 #読書記録
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斎藤綾子女史が編集役となりまとめられた、女流文学の研究・評論集。斎藤女史ファンとしては、全編斎藤女史が執筆してもよかったのでは・・・と思うが、まあとにかく読み終えてからの感想は、「よくまあこれだけ細々と・・・」という呆れに近いもの。 小学校高学年からコバルト文庫にはまった身とし...
斎藤綾子女史が編集役となりまとめられた、女流文学の研究・評論集。斎藤女史ファンとしては、全編斎藤女史が執筆してもよかったのでは・・・と思うが、まあとにかく読み終えてからの感想は、「よくまあこれだけ細々と・・・」という呆れに近いもの。 小学校高学年からコバルト文庫にはまった身としては、「なつかしいーーー!」という感慨もありましたが、読み物としてはいまいち。ハードカバーで出す程だろうかというのが正直な所。800円ぐらいのムックだとしたら、「よくまとまってる!!」と驚嘆したかもしれない。
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女性による、女性のための、女性を主人公にした小説、L文学。 L文学とは何ぞやから始まって、いろいろなジャンルのL文学のレビューが載っている、ブックガイドだ。 読んだことのある本もちらほら。気になるものもいっぱいある。 でも、女性だからといってそういうものばかり読んではいない...
女性による、女性のための、女性を主人公にした小説、L文学。 L文学とは何ぞやから始まって、いろいろなジャンルのL文学のレビューが載っている、ブックガイドだ。 読んだことのある本もちらほら。気になるものもいっぱいある。 でも、女性だからといってそういうものばかり読んではいないんだけどなぁ。
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斎藤美奈子の邪悪な読者ぶりは相変わらずだし、よくまあと思うくらいこれでもかと網羅してあって便利だけれど、見ていると、女子の自意識がめらめらと立ちのぼってきて、とても疲れてしまったのだった。
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私もL文学が好きだ。一般に論じられる「文学」からは軽く見られている。けれども、頭じゃなくて感覚的に、ああ、私も同じだ、と思うことがたくさん書かれている。
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『赤毛のアン』を読んでいた少女が、成長して江国香織を読む!・・・それって私のことじゃないの?と思った一冊。筆者に、本棚の中を覗かれたような気分。 ブックガイドとしても大変優秀で、役に立つこと間違いなし!得に、「古典とか純文学を紹介されても読めないし・・・つまらない・・・」という学...
『赤毛のアン』を読んでいた少女が、成長して江国香織を読む!・・・それって私のことじゃないの?と思った一冊。筆者に、本棚の中を覗かれたような気分。 ブックガイドとしても大変優秀で、役に立つこと間違いなし!得に、「古典とか純文学を紹介されても読めないし・・・つまらない・・・」という学生さんにはぴったり♪♪ ただ、この本も出版されてだいぶ年数が経ちますね。そろそろ、続編が欲しいところです。
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L文学のLってなんだ!…「レディ」「リブ」「ラブ」ということで、20〜30代の女性に読まれている女性作家の作品は、 女性を元気にする力があるという特徴があると筆者は言います。 全250冊を紹介するブックレビューなんですが「若草物語」や「赤毛のアン」にはじまり、コバルト文庫の歴史か...
L文学のLってなんだ!…「レディ」「リブ」「ラブ」ということで、20〜30代の女性に読まれている女性作家の作品は、 女性を元気にする力があるという特徴があると筆者は言います。 全250冊を紹介するブックレビューなんですが「若草物語」や「赤毛のアン」にはじまり、コバルト文庫の歴史から L文学の女性作家と、女流文学の中の女性作家の違い、近年増えたBLレーベルや、テーマにあわせた本選びは 私的に今まで観たレビューの中では一番面白かったです。なかなかいいチョイスなんじゃないかと。 あの、いわゆる少女小説ってかぎカッコが多いなって思いません?見たこと無い方は、是非(男性の方は恥ず かしいかもしれませんが)書店でぱらっと捲ってみてください。 ページの下余白の多いこと!!!びっくりしますよ。 …その理由が筆者曰く、 「女の子たちは 胸で 小さく 呼吸するの だから そんなに長い言葉は喋れない」 (原文のままでは無いんですが)、少女小説の会話文のように説明してくれてます、筆者(笑) あぁ、ね、だから短いのね(そんな息継ぎをするくらいだったら機関銃のように喋ってやる!と思うあたりで きっと私は少女失格。いや、昔からですよ、昔から) 既読のものも結構ありましたが、色々、今まで読んだことが無かった作家もチェック&メモしてありますので、 これから是非読んでみたいと思います。 (2003年11月21日)
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