QED 式の密室 の商品レビュー
“安倍晴明伝説”の闇を照らし出し、“式神”の真(まこと)を射貫く! 密室で、遺体となって見つかった「陰陽師の末裔」。“式神”を信じる孫の弓削和哉は他殺説を唱えるが……。果たして、祟の推理は事件を謎解くばかりか、時空を超えて“安倍晴明伝説”の闇を照らし、“式神”の真を射貫き、さら...
“安倍晴明伝説”の闇を照らし出し、“式神”の真(まこと)を射貫く! 密室で、遺体となって見つかった「陰陽師の末裔」。“式神”を信じる孫の弓削和哉は他殺説を唱えるが……。果たして、祟の推理は事件を謎解くばかりか、時空を超えて“安倍晴明伝説”の闇を照らし、“式神”の真を射貫き、さらには“鬼の起源”までもを炙(あぶ)り出す。これぞ、紛うことなきQED! 講談社ノベルス創刊20周年記念特別書き下ろし作品!!
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QEDシリーズの第五巻です。このシリーズを読んでいると、他の作品が物足りなくなってしまいます(苦笑) 『崇の推理は事件を謎解くばかりか、時空を超えて“安倍晴明伝説”の闇を照らし、“式神”の真を射貫き、さらには“鬼の起源”までをも炙り出す。これぞ、紛うことなきQED』
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殺人事件の話はそんなんありなのかという結末に感じたが、式についてはやはり興味深かった。このシリーズを読んでいくと地名にはいろいろな思いや伝承が含まれていることを思い知らされるが、ふと今の市町村合併がとても気になった。
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清明の薀蓄を期待して読んだら…物足りなかったよぉ(泣)陰陽師自体の薀蓄も足りなかった…ストーリーもこれだけ?って感じちゃったんだよね。密室のトリックは、うまく持ってきたなと思ったよ。
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QEDシリーズ第五弾。閑話っぽい雰囲気ですが、密度の高い本。陰陽師という流行のテーマも、タタルさんが語るとこうなる…。『鬼』という謎の入り口になる作品。
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番外編のようなQED5冊目(でいいはず) 薄いのでさらさらっと読めるかと。 安倍清明ネタ(つーか陰陽師)ですよ奥さん。
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密室本だからまあ密室トリックの解明が鍵は鍵なんだけどそれに加えて今回は陰陽道、安部清明の真実を探るみたいな趣向です。まあこの部分がやっぱり面白い。真実かどうかなんて分からないけどこう知識欲を刺激されると言うか。ここまで辻褄があわされてると結構信じちゃう。また今回はこれが密室トリッ...
密室本だからまあ密室トリックの解明が鍵は鍵なんだけどそれに加えて今回は陰陽道、安部清明の真実を探るみたいな趣向です。まあこの部分がやっぱり面白い。真実かどうかなんて分からないけどこう知識欲を刺激されると言うか。ここまで辻褄があわされてると結構信じちゃう。また今回はこれが密室トリックの核になってるってのもいいね。トリックだけ見ればチェスタトンの「見えない人」の流れに近いんだけどこの陰陽道と平安時代の話があってこそこのトリックが生きる感じがした。結構良かったかな。
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密室殺人。 犯人がその部屋に入ることや出ることができないような状態で起こる殺人事件。 たぶん、ほとんどの方はこの定義で納得できるでしょう、が! 「安倍晴明伝説」そして「鬼の起源」の真実に気付いた方には 密室モノの新たな道が見えるでしょう。
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崇と小松崎がまだ明邦大学に在学中、弓削和哉から30年以上も前の事件の解明を相談された事があったという話を奈々は聞かされる。 弓削清隆――和哉の祖父――が亡くなった時、ドアにも窓にも鍵がかかっており、自殺だと思われたのが、弓削の後頭部より打撲傷の形跡が発見され殺人と判断された。し...
崇と小松崎がまだ明邦大学に在学中、弓削和哉から30年以上も前の事件の解明を相談された事があったという話を奈々は聞かされる。 弓削清隆――和哉の祖父――が亡くなった時、ドアにも窓にも鍵がかかっており、自殺だと思われたのが、弓削の後頭部より打撲傷の形跡が発見され殺人と判断された。しかし状況証拠から結局自殺として処理される事となる。それが弓削和哉には納得が行かないというのだ。そして彼はこういった。これは「式」が殺害したのだと。 東照宮の怨の最後に外嶋が疑問視した「通りゃんせ」の薀蓄から入って行くので、続けて読むとちょっと楽しかったり。 この話は、3人が飲んでいる場で出た話、という作り方です。短編なので番外編という色も少し感じたり。 タイトルに「式」が入ってるので、これは安倍晴明伝説を絡めてあります。現実的な解明なので読むとロマンが無くなる。 でも、これがおそらく正しいな、と納得もする(笑)
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