Missing(7) の商品レビュー

甲田学人(著者)

2012/08/21

私の小学校では一階から二階に上がる階段の所に鏡がかけてあった。
夜中の二時に鏡の前に立つと、幽霊が映ると言われていた。昔、一人の女の子が夜中の学校に探検に行ったっきり、帰ってこなかった。心配したみんなが次の日になって見に行くと、その鏡の前に女の子の上履きが揃えて脱いであった。その女の子は鏡の向こうに行ってしまったと噂になった。鏡は私が四年生の時に取り外されて、今はない。

『連作・鏡の中の七不思議』の作者である八純啓が変死し、行方不明になっていた赤名裕子と大木奈々美が戻ってきた。
だが異変は止まらない。そして……！

2009/10/07

八純が自らの絵の中に顔を半分突っ込んだ状態で死亡。範子は文芸部のメンバーを敵とみなし攻撃してくる。そんな彼女の目は自ら鏡で左目を潰していた。そして、範子自身もプールで死亡。行方不明者を探しに夜の学校に訪れたメンバーたちはそこで魔女に遭遇する。

2009/10/04

この巻は今までのと比べても特にグロかったです。今までは大丈夫だったのに少し気持ち悪くなった気が。学校の秘密が少しずつ分かってくるのが見所ですね。

2009/10/04

範子が目に鏡の破片を詰め込むところの描写がマジで怖いです……ほんとに左目が痛くなる。ぐおおおおってなりますぐおおおおって(何)　あと夜に鏡の前に立てなくなります。怖くて。

2009/10/04

シリーズ第七弾。合わせ鏡の下巻。消えて戻ってきた少女、狂い行く学園、混乱、流れる血…痛みを感じるようなシュチュエーションや描写が多く、読むだけでも結構きつかった内容ではありますが、私にとっては面白かったです

2009/10/04

今回のお話、怖いというよりは、痛かった。
ﾊﾟﾚｯﾄﾅｲﾌをｸﾞﾘｸﾞﾘと目につきさし、鏡の破片をｻﾞｸｻﾞｸと目に突っ込み。。。
読んでいるだけで、痛い。

今までの話に比べて、読んでて意味が解からない。　　完結編なのに完結した感じがしない。　　これから、文芸部の面々はどちらの方向に向かっていくのだろう？

それにしても、武巳のｷｬﾗｸﾀｰがだいぶ変わってきたなぁ。　　なんだか重い荷物を背負わされて大変そう｡｡｡

2009/10/04

文化祭中の聖創学院で起こった鏡、にまつわる奇怪な話。
いよいよ本格的にグロくなってきてる模様。
先輩を慕う少女の変貌が、なにより怖かったし、痛々しかった。
少しづつ、少しづつ、武巳と文芸部のメンバーとの溝が広がっていく。それがなんとも言えず、もの悲しかった。

2009/10/07

怖くて残酷なシーンが淡々と描かれているが、あまり感情移入する事もできず、やはり大人には物足りないかな、、。

2009/10/04

　まだ読み終えていないのですが、心底思ったので…「狂ってる」と。今までも「狂った」人はいましたけれど、ここまで心底思ったのは初めて。そして何より、「痛い」。読んでるだけで、描写から想像できてしまって痛い。

2009/10/04

高校生５人＋αがオカルトな事件に巻き込まれてたり自主的に巻き込まれに行ったり、なシリーズです。
ノミの心臓な自分には本気で怖かったですよ…。特に首吊りの話なんて軋み音や物音する度に振り向いたり挙句には布団にもぐって読んだり(をぃ)
お陰で(?)これが自分の本棚にある唯一のホラーものです…。