論文の教室 の商品レビュー
最初のヘタ男のレポートが笑えた。伊達に長年ダメレポートを見てないな。 これは参考になります。や、ダメレポートがじゃなくて。 論理的な文章が求められるのは社会人になってからも一緒。 もっと読み込みたい。
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著者は入門書的位置づけとしている本書。 会話調で進むその内容は確かに平易で分かりやすい。 但し、その内容は実に本格的な内容で、 私を含め社会人学生で論文執筆者にとっては不可欠な内容ばかり。 1度読めば全て理解出来るような内容ではない。 特に論理構成の箇所については、何度も訓練...
著者は入門書的位置づけとしている本書。 会話調で進むその内容は確かに平易で分かりやすい。 但し、その内容は実に本格的な内容で、 私を含め社会人学生で論文執筆者にとっては不可欠な内容ばかり。 1度読めば全て理解出来るような内容ではない。 特に論理構成の箇所については、何度も訓練が必要なもの。 また、演習問題も多いため、電車内での読書よりは机に座って、 じっくりと読むのに適していることからも、 今後、実際に論文を書き進める中で、何度か読み返す機会が増えそう。 仕事で文章を書く方にもお勧めの大変な良書。 最終付録も実に豪華で、必読の一冊。
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科学哲学を専門とする戸田山教授の著した良書。学生がレポートや卒論を仕上げるのに最適だ。論文のまったく苦手な学生でも、この本と首っ引きで取り組めば、かなり立派な論文が仕上げられるはずだ。 まず、とても平易な語り口で書かれており、また、学生や教授間のダイアログという形式を取っている...
科学哲学を専門とする戸田山教授の著した良書。学生がレポートや卒論を仕上げるのに最適だ。論文のまったく苦手な学生でも、この本と首っ引きで取り組めば、かなり立派な論文が仕上げられるはずだ。 まず、とても平易な語り口で書かれており、また、学生や教授間のダイアログという形式を取っているため大変読みやすい。 そして、課題選びのコツ、論文の形式、書く段取り、心構えなどが、とてもわかりやすく書いてある。 全体としては、課題選びから、「参考文献」などの「最後の仕上げ」、までがほぼ時系列に書かれているため、読み通しやすく、首っ引きにも適している。 特に、「論文の型」について詳述されているところが良い。極論すれば、論文とは「型」であって、センスではない。そこがわからないと行き詰まってしまうのだ。 また、アブダクションやアナロジーなどの論証形式にも触れられている。この平易な語り口でそれらが語られている例はあまりないだろう。 本全体の流れとしては、「論文とは何か」→「論文の段取り」→「論証のテクニック」→「パラグラフライティング」→「最後の仕上げ」という感じになっている。 一見すると、形式ばかりのようだが、読んでみればわかるとおり、著者は一貫して論文の「本質」に関する解説を試みている。学生などで論文に苦手意識のある方には、特にお勧め出来る本だ。
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論文・レポートの書き方について、材料捜し、アウトラインの作り方、論文の形式、やってはいけないこと(剽切など)などをあげ、懇切丁寧に説明している。 また、「作文ヘタ夫くん」と「先生」の疑問提示→答という形をとっており、平易な文章でとても読みやすい。 加えて、各節に結論が一〜二行程度...
論文・レポートの書き方について、材料捜し、アウトラインの作り方、論文の形式、やってはいけないこと(剽切など)などをあげ、懇切丁寧に説明している。 また、「作文ヘタ夫くん」と「先生」の疑問提示→答という形をとっており、平易な文章でとても読みやすい。 加えて、各節に結論が一〜二行程度の文で纏められていて、「○○の時は△△をすればよい」という答が明確である。さらに例題もあり、答付きなので、確実に力をつけていくのに適している。 授業で薦められた本だが、わかりやすいのでお勧め。
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2010/06/08 読み物としておもしろいし、内容も納得。半分以上わかってる状態で確認に読むと呑み込みがよさそう。
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論文の書き方という固いテーマをユーモアとウイットに富んだ内容で まったくあきさせないで読ませる本です。 読むに耐える論文を何とか仕上げるまで、時系列順に論理的に文章を 書くためのノウハウを伝授してくれます。 読めば必ず書けると評判のレポート論文入門書といえます。
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いい。論文書き方界の「ブラピ」。 確かに、ちょっと読者をバカにしてるのかと思うところもあったし、論理学的なところや参照の書き方は細かい気もする。 だが、楽しく論文の書き方をマスターするにはこの上ない一冊。 是非、著者が主な対象といっている、大学入学前の人たちに読んでほしい。コピペ...
いい。論文書き方界の「ブラピ」。 確かに、ちょっと読者をバカにしてるのかと思うところもあったし、論理学的なところや参照の書き方は細かい気もする。 だが、楽しく論文の書き方をマスターするにはこの上ない一冊。 是非、著者が主な対象といっている、大学入学前の人たちに読んでほしい。コピペでレポートを提出するような学生をこれ以上増やさないためにも。
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レポート・論文というのはどんな文章であるべきなのかという初歩のレベルから始まり、 具体的にそれらをどう構成すべきか、論証をどう進めるべきかなどが易しく具体的に書いてある。 自分はこの本を読むまで全くレポートの体をなしていない文章を書いていたと痛感した。 出来れば大学入学前に是非読...
レポート・論文というのはどんな文章であるべきなのかという初歩のレベルから始まり、 具体的にそれらをどう構成すべきか、論証をどう進めるべきかなどが易しく具体的に書いてある。 自分はこの本を読むまで全くレポートの体をなしていない文章を書いていたと痛感した。 出来れば大学入学前に是非読んでおきたい本。
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今まで読んだ「論文の書き方」本の中では1番よかった。 作者の語り口調がとてもユニークで、飽きずに読める。
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大学入学当初に購入。 いくつもの論文課題に対処できたのはこの本のお陰。 そして今、卒論に向かおうとしている自分が再び手にとりたい本である。
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