Y の商品レビュー

佐藤正午(著者)

タイムパラドックスも…

[文庫ＯＦＦ]

タイムパラドックスもの、というべきかジャック・フィニィでもこんなんあったような。時の可逆・不可逆の前で人は切ないね、という一冊。でもホントは雨の話。

究極の愛というより勘…

[文庫ＯＦＦ]

究極の愛というより勘違いの愛といった感じの話です。

　恋愛小説って言って…

[文庫ＯＦＦ]

　恋愛小説って言ってしまうには　ちょっとどうかと・・・・・・まあ恋愛とは思い込みの産物だと思えば　これも一種の恋愛モノなのだろう

帯には究極の恋愛長編…

[文庫ＯＦＦ]

帯には究極の恋愛長編と書いてありましたが、一方的だし、微妙な愛のお話でした。

男の生き様！

[mari104]

知らない「親友」からかかってきた一本の電話から、不思議な物語は始まった。恋愛小説で推理小説で、ある男の生き様を語った小説である。もし、あの時……という幻想は、叶わないからこそ美しいのか？

2025/01/22

高校の同級生から電話
親友とのことだが主人公にはその記憶はない
同級生の代理人から受け取った小説は
同級生の人生を語ったものだったのだが・・・
読みながら私もその物語に引き込まれ
さらには主人公の語りにも引き込まれ
読んでいてもうなんか先が気になって
しょうがなかったです
そんな感じにさせるほどのおもしろさでした

2024/07/18

なかなか面白かった。大好きなケン・グリムウッドの小説「リプレイ」を別の視点から描いたような裏リプレイとも言える内容で楽しめた。俺は佐藤正午の一人称での書き方がなんとも好きみたいだな。主人公の一人語りや自問自答がなんとも言えずに良い。パラレルワールドでも人と人の縁、因果の鎖は繋がってるみたいなテーマはなかなかいいね。好きだわ。

2024/06/17

話としてはお話はとっても面白いものだったけど、登場人物への愛着がわかなかったです。2人の関係が深まることなく終わるから？一瞬の後悔だけでそこまでの愛が持てるのがわたしには分からなかったけど、一瞬だったからこそ頭の中で思いが育っていくのは少しわかる気がします。

2024/05/25

おもしろくなりそうでならない。

かと言ってつまらないわけでもない。

運命的な出会いというより、縁をモチーフにした恋愛物語なのかな？

2023/08/28

"時間を超えた究極のラブストーリー"という惹句なのだけど、自分にとっては"中年あるある"と"自分の人生をちょっとだけでも肯定する"というこの先生きていく上でのエールをもらった読後感でした。映画『エブエブ』を観た時と同じような気持ち。