たった5センチのハードル の商品レビュー
身体に障害があってもセックスや恋愛を楽しみたい! 脳性麻痺を抱えながら身体障害者の「性」と「生」への支援活動を続け、リリ ー・フランキー主演映画『パーフェクト・レボリューション』の企画原案もつ とめた熊篠慶彦の常識を覆すライフストーリーが新章を加えて堂々の復刊! 著者略...
身体に障害があってもセックスや恋愛を楽しみたい! 脳性麻痺を抱えながら身体障害者の「性」と「生」への支援活動を続け、リリ ー・フランキー主演映画『パーフェクト・レボリューション』の企画原案もつ とめた熊篠慶彦の常識を覆すライフストーリーが新章を加えて堂々の復刊! 著者略歴 熊篠慶彦 1969年、神奈川県生まれ。特定非営利活動法人ノアール理事長。 出生時より脳性麻痺による四肢の痙性麻痺がある。 医療、介護、風俗産業など、さまざまな現場で障害者の性的幸福追求権が無視されている現状に突き当たり、ノアールの活動を通して身体障害者のセクシュアリティに関する支援、啓発、情報発信、イベント・勉強会などを行っている。 2001 「たった5センチのハードル」ワニブックス 2002 AV「障害者の性~SEX~」MOODYZ 企画・出演 2012 「身体障害者の性活動」三輪書店 2012 NHKバリバラ「障害者の性1」セックスの悩み 制作協力 熊篠さんが、障害者の性の解放を訴える活動を始めたのは、熊篠さんが女性と初体験した時に自分に自信が持てるようになった経験から、他の障害者にも同じ経験を味わってもらいたいと思ったから。 世間の障害者のイメージが、スポーツに打ち込んでいたりしている爽やかなイメージ馬鹿であることに反発したから。 熊篠さんが障害者用に風俗情報提供サイトを立ち上げる時に調べていくと、階段やトイレなどのバリアがあることがわかったり、風営法の関係からスロープを付けることが難しいため介護用品を使うための相談や女性との接し方を教えるサービスなどの提供をしている。 熊篠さんが、通信制の大学に入学する時や独り暮らしする時際に市営住宅に入居する時にぶつかったバリアとどうやって解決したか、過去の恋愛や映画「パーフェクト・レボリューション」のミツのモデルになった女性とのエピソードやネットに頼り過ぎたりする若者批判など様々な内容が盛りだくさんな、心のバリアを破る勇気を持てる傑作ノンフィクション。
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たしかにこの内容を表で語ったということは素晴らしい。 「車いすでバスケをしたり絵を描いたりするだけが障害者じゃない。性欲もあるしセックスもしたい」という著者の主張は、いやいや、まったくもってその通りだ。 そしてそれを、障害者本人が言うことの意味は大きい。 だけどまあ、若書...
たしかにこの内容を表で語ったということは素晴らしい。 「車いすでバスケをしたり絵を描いたりするだけが障害者じゃない。性欲もあるしセックスもしたい」という著者の主張は、いやいや、まったくもってその通りだ。 そしてそれを、障害者本人が言うことの意味は大きい。 だけどまあ、若書きだな。 障害者というフレームを取り払って、一人の人間が、性や社会というものにどう向かい合っているのかという観点(障害以前の人間の普遍的な観点だ)からみたとき、「悪いんだけど・・・・多くの試練を経てきた割には、ちょっと深みがないなあ」というのが感想である。 ずいぶんときついことを言っているような気もするけど、障害者割引なんかないフレームこそ著者の本懐でもあろう。
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セックスボランティアの中に出てきた方の本。 確かに、ラブホはバリアフリーにした方がいい とは思う。 彼のHPも見に行きました。 でもこの問題は やっぱり難しい問題だな、と 正直思ってしまいます。 そう思うことがすでに 差別、なんだろうか。
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身体障害者自身が「性」について書いている。体験したことや感じたこと、障害者の自立やバリアフリーについても、自らが自立した障害者として語っている。本人のHPもある。
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