アウト・トゥ・ランチ の商品レビュー
思春期の心を刺激された作品。 不気味に落ち着く、そんな雰囲気が好きでした。 残酷なのに透明、そんなイメージ。
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篠原作品の中では短編の読みやすさという点でオススメ。 内容は重いですが私はいちばん好きな作品。 空き家の冷蔵庫につめられた女の死体を巡る物語、ほか。 “いらないと言われる前に、いらないと言うことしかできない” という下りがものすごく切ない。
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ハジメちゃんの作品でいちばん好きです。とくに「サマータイム」が…!夏で海辺でぐだぐだですよ!夢みたい。 全般的にハハオヤ殺しの話なのですが、そのギリギリ「わかってはいけないがわかりそう」なところがおそろしく、ぐっときます。 余談ですが、これ注文したのを取りにいったのがこともあ...
ハジメちゃんの作品でいちばん好きです。とくに「サマータイム」が…!夏で海辺でぐだぐだですよ!夢みたい。 全般的にハハオヤ殺しの話なのですが、そのギリギリ「わかってはいけないがわかりそう」なところがおそろしく、ぐっときます。 余談ですが、これ注文したのを取りにいったのがこともあろうに母親で、しかも先に読まれて「あんたこんなの読んでんの…!」と絶句されたのが強烈な思い出です。いや、内容を事前によく調べなかった自分が悪いのですが。
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静かな狂気。独特な雰囲気は篠原さんらしいと思われる短編集。 冷蔵庫の中の死体が妙に記憶に残っている。 死、狂気、幻想と現実の境界線がなくなっていく感じ。 タイトルは、「狂った」などの意味があるとか。
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“?'ll remember you”と“Out to lunch”が好きです。 コジマが最好に可愛い。 切ない話が好きなのかも。 心臓鷲摑み。
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「冷蔵庫の中の死体」をめぐる短編集です。時間軸は同じなのですが主人公が傍らの人へとどんどんシフトしていき…という話です。さらりとは読めないのですが面白かったです。読んでいる人にどれかひとつの作品が「しっくり」するのかも、という。私は一番最後の「サマータイム」が心に残りました。
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うふふ、と喜びながら読み進めた覚えが有ります。当時新刊だったのと、題材が好みだったので。でも真っ白いイメージです。不思議。
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これは真夏の真ッ昼間に汗を垂らしながら読みたい本。 登場人物の気持ちが解る自分と、解りたくない自分が存在します。
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言ってみればすごくグロい話なんですが、この白い表紙のイメージがとてもしっくりくるお話です。たまにものすごい読みたくなる世界観。
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てのひらに残る、生々しい感触。 物語としてしか成立しない、リアルな感覚がからだにまとまりつく。 冷蔵庫の中の死体。つめたくてすべらかで真っ白のそれ。
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