健康のための行動変容 の商品レビュー
健康ステージモデルや、動悸付け面接、重要度自信度もでるなど、行動変容のモデルは多々あるが、それを実際の医療現場(外来診療を想定)において、どのように実践するかを解説した書。理論から実践への橋渡し的な本です。元になる理論は「健康行動理論の基礎」で学ぶと良いです
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「睡眠時間よくとって運動して健康的な食事してお大事に」なんてアドバイスされたって、するわけないじゃん、バカじゃねーの、と常々思っていたので非常に興味深かった。 患者中心のプロセス。患者の視点から状況を見ること。患者が積極的に意思決定をしていき、医療従事者はそれを補助する。 患...
「睡眠時間よくとって運動して健康的な食事してお大事に」なんてアドバイスされたって、するわけないじゃん、バカじゃねーの、と常々思っていたので非常に興味深かった。 患者中心のプロセス。患者の視点から状況を見ること。患者が積極的に意思決定をしていき、医療従事者はそれを補助する。 患者は変化を拒みがち(「ええ、でも。。。」)変化の価値を軽視していたり、変化するのを苦痛だと感じている。だからアドバイスを聞いても実際には何もしない。 アドバイスギビングは不十分。情報提供して説得を試みるも、意見の不一致に終わりがち。 傾聴技法が大事。動機づけをする。何が大事なのか、どうやったら行動変容できそうなのか、心身の準備はできているのか。どう思っているのか聞き出す。レスリングのようにねじ伏せるのではなく、一緒にダンスするような感じ。 認知行動療法のカウセリングの手法も連想した
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臨床に活かすための方法論を具体例、理論、実践に分けて何度も何度も繰り返し繰り返し手を替え品を替え説明しています。 訳本であるため、1つの文が長く読みづらい印象があります。基礎知識がないと難しいということもあるでしょう。 しかし、内容はとても優れており、何度も読むことで頭の中に簡...
臨床に活かすための方法論を具体例、理論、実践に分けて何度も何度も繰り返し繰り返し手を替え品を替え説明しています。 訳本であるため、1つの文が長く読みづらい印象があります。基礎知識がないと難しいということもあるでしょう。 しかし、内容はとても優れており、何度も読むことで頭の中に簡単にイメージを描くことができるようにかかれています。 他の関連書を読んだことがないので、比較ができませんが医療従事者は自分のコミュニケーションを見直すために1冊持っておくとよいでしょう。 この本で紹介されている方法は、保健医療従事者に始まらず、普段の友達や家族へのかかわりにも応用できます。また、ビジネスにも適応できるのではないかと思います。 家庭医の先生に紹介されて購入しました。
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