宮本武蔵(1) の商品レビュー

吉川英治(著者)

宮本武蔵といえばこれ…

[文庫ＯＦＦ]

宮本武蔵といえばこれ。多感な１０代の時に読みましたが、あれから１０年以上経った今でも手元に置いてあります。紆余曲折する武蔵の往く先に、自分の明日の行き方を重ねて読んでしまいました。いずれまた読み返してみたい作品です。

沢庵和尚の説教が印象…

[文庫ＯＦＦ]

沢庵和尚の説教が印象に残る、荒くれ者だった、たけぞうが武蔵えと成長する過程を描いている。

関ヶ原の大戦での敗北…

[文庫ＯＦＦ]

関ヶ原の大戦での敗北感に打ち拉がれ、放浪の生活を余儀なくされた新免武蔵。人としての信念を貫こうと帰郷したが、残念なことに、世の中の不条理さを目の当たりにし、遂には罪人として扱われることとなった。その武蔵の死を間際に、哀れみを感じ思いを寄せ始めるお通。微妙な関係を交え、切羽詰った時の二人の行動に、なにか開放感のようなものを感じます。

宮本武蔵という一人の…

[文庫ＯＦＦ]

宮本武蔵という一人の男が、葛藤や苦悩を繰り返しながら剣の道を窮めていく大河小説。武蔵と又八は若々しい功名心に燃え、関ケ原の合戦に挑んだが、戦は惨敗、敗軍の兵として落ちのびるが―。展開が早くて続きが気になり、かつとても読みやすいです。

武蔵の生き様がびっし…

[文庫ＯＦＦ]

武蔵の生き様がびっしりと詰まった本です。歴史をおもしろく知る事が出来る。

2015/09/27

2003年の大河ドラマの原作、そして井上雄彦のバガボンドの元本ということで人気だったらしいが、私はいまいち、その波に乗れなかった。

ストーリーの展開上、偶然の要素が大きすぎるのと、城太郎、伊織、丑の助？など３人の少年が登場するが、どの少年も性格が結構似ている。飛び出したまま、関係ないことに首をつっこんでもどってこない。これは、お通さんも一緒。

伊織を除いて、実在の人物でない、お通に力をいれすぎでないか？とも思った。

毒の強い沢庵は魅力的。

と、なかなかのめり込めないまま、長い時間をかけて７巻まで読破したが、終わり方は好きだった。佐々木小次郎との決闘を終えた処で終えており、お通とも結ばれるとも結ばれないとも分からず終えている。

引用した、武蔵が壁にぶち当たり、悩む部分は共感。