15歳のポケット の商品レビュー

山田かまち(著者)

　あどけない少年の写…

[文庫ＯＦＦ]

　あどけない少年の写真。だが彼はこんなにも深く考えていた。真実をくれという言葉ではじまる詩は、切実で多くのことを訴えかけてくる。同世代に生まれた彼は　しかし今でも17歳の少年のまま生き続けている

きっとあの頃を通過し…

[文庫ＯＦＦ]

きっとあの頃を通過してきた人なら共感できると思います。自分もいろんなことに悩んでいたなと懐かしい気持ちになりました。現役生徒さんにも読んで欲しい一冊です。

2015/01/15

p30,58,62,66,72,74,80,96,102,116,132,152,160,
あぁ、平凡はいやだ。平凡はいやだ。
僕は特殊になりたい。
僕は特殊になりたい。

2010/04/15

★★☆　私は芸術に詳しくないけれど、それでも心を揺さぶられる。。

私がかまちさんに出会ったのは小学生か中学生の頃。
とにかく本に餓えていた私が（笑）何気なく手に取った、家にあった画集でした。
絵のことなんて分からなかったけど、すごい人だ！と思った記憶がある。
絵にも詩にも、命がぶつけられている感じ。

悩んで悩んで、自分の生き方を探しながら、その気持ちを作品にしていったんだなぁ。
これも今までに何度も読んできた本（画集）だけど、
最近ますます、かまちさんの気持ちがよく分かるようになった気がする。

（2008.07メモ→2010.04ブクログ）

2009/10/04

15歳、中３の時の読書感想文はこれで書きました。同じ頃の作品とあって共感できる部分も多々。この頃のかまちの絵の色使いが好き。

2009/10/04

かまち君は天才であります。
天才の感性はなかなか理解できません。でもこの本を読むと
何か魂が揺さぶられる気がします。

2009/10/04

小学校高学年から中学へと進むにつれ、社会の枠組が見えてくる。祖母の死、高校受験の失敗…自由に生きたいかまちの心は、大きく揺れ動く。苦しみ悩む、少年の叫びを描く。