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DZ の商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2023/07/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第20回横溝正史大賞W受賞。も1つはかつみんね。 遺伝子工学ミステリー。作者は精神科医みたい。 専門用語が多いけど。多少なら読み飛ばして平気。 ベトナム、日本、アメリカ・・と物語が始まってく。どーやって繋がるんだろーなーと読み進める。 グエン、人殺しすぎ。なんで、そんなに子孫残したかったのかな。生き残るべき新種なら、生き残るのに。(そういう結末だが) 笑っちゃうのが、グエンの婚約者ネリーが殺されて。彼女からスネルの精子が見つかり、どうやってこの冤罪を切り抜けるのか?? で、スネルがベトナムの怪我により機能しないことがわかり、精子もDNAから人工的に作られたものだとわかり・・・ととんとん話が進むところ。 新人だもんね。いろいろ書いたけど★4つだから。細部なともかく、純粋におもしろく、何やら考えさせられた。

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2011/03/21

…最後まで読んで、犯人の動機に萎えました。そんなことで殺人するのかいと。 あと味がとても悪い。 話としては面白いのですが…

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2010/09/24

新しい人類誕生か!という話。遺伝子の話など疲れるかもしれないが、とても面白いので徹夜してしまった。「誇大自己症候群」の岡田さんが著者。多才。

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2010/05/18

ベトナム難民。二卵性双生児。染色体異常による自閉症。超人。 医学的で難しいところもあるが、いろいろからまって面白い。 最後に希望が繋がった・・・かな?!

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2009/10/04

感性がとても豊かなそうな方のおススメの小説だったので、早速読んじゃいました。 レビューを物語的視点と分子生物学的視点から。 物語的に見れば、設定は結構ツボだった。染色体異常、超人類、遺伝的進化、ES細胞、ロバートソン型転座。研究室の論文で読んだ事ある単語がずらっと出てきたから、す...

感性がとても豊かなそうな方のおススメの小説だったので、早速読んじゃいました。 レビューを物語的視点と分子生物学的視点から。 物語的に見れば、設定は結構ツボだった。染色体異常、超人類、遺伝的進化、ES細胞、ロバートソン型転座。研究室の論文で読んだ事ある単語がずらっと出てきたから、すらすら読めた。結果を出さねば、という研究者の苦悩、焦燥、そして野心も感情移入できる。個々の事件がやがて一つの大きな流れに繋がって、すーっと全体の流れが見える爽快感を味わえます。 分子生物学的視点から見ると、ロバートソン型転座⇒超人類の設定はかなり興味深い。ロバートソン型転座ってくっついた二本の染色体を一本と数えるのか?!ならば、ロバートソン型転移を持つ人は、ヘテロorホモでロバートソン型転移を持つ人としか子孫を残せない(受精卵が成立したとき、ホモ×ホモでは100%、ホモ×ヘテロでは50%、ヘテロ×ヘテロでは25%の確立で子孫が誕生)という理論も分かるが。。極端な話、ロバートソン型転座を必然的に起こす事が出来れば、人間は進化するのか?自分の手で進化を作り出せるのか?今度論文読んで調べてみよっとw

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2009/10/04

大変面白いミステリー、との評判を聞いていたので、 図書館で見つけたときには迷わずに手に取った。 ・・・のだが、パラパラとめくった時に、遺伝子や細胞と いった単語、訳のわからない専門用語のカタカナが 目に飛び込んできて、黙って元の場所に戻すw。 そんなことを何度か繰り返して、ようや...

大変面白いミステリー、との評判を聞いていたので、 図書館で見つけたときには迷わずに手に取った。 ・・・のだが、パラパラとめくった時に、遺伝子や細胞と いった単語、訳のわからない専門用語のカタカナが 目に飛び込んできて、黙って元の場所に戻すw。 そんなことを何度か繰り返して、ようやく思い切って 借りて読んだ一冊。 もっと早く読んでおけば、と後悔した。 ベトナム、アメリカ、日本と、それぞれの地で起こる 一見関係のないような事件が、徐々に繫がり収束して いく様は見事。 壮大なテーマで、くるくると場面が入れかわり、 最後の最後まで目を離せずに読み切ってしまった。 また、遺伝子や進化論、精神医学などの知識が 豊富に散りばめられていて、好きな人は興味深く 読めると思う。 私は理系が苦手なので、ちょっと苦労したけれど・・・。 精神科医の涼子が葛藤や苦悩を抱えながらも歩き 続ける様が美しい。 最後には驚きの事実が明らかになるのだが、彼女も また孤独だったのだろうか。 個人的な印象なのだが、浦沢直樹のマンガ『Monster』 に似ているような気がした。 先に『DZ』の方を読んでいたら、もっと衝撃的だった かもしれない。 犯人の目星が早い段階でついてしまったのが少しだけ 残念だった。

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2009/10/04

…最後のグエンに泣いた自分は駄目ですか? 次々と起こる殺人事件を追う刑事。 殺された恋人を抱えた女医。とその患者。 未来有望視されているものの、何処かに影が有り、人工授精に拘る研究者の男。 この4人が複雑に絡み合う。 ただ、少し専門用語や話の終結に向けてご都合主義が目立つ所は有る...

…最後のグエンに泣いた自分は駄目ですか? 次々と起こる殺人事件を追う刑事。 殺された恋人を抱えた女医。とその患者。 未来有望視されているものの、何処かに影が有り、人工授精に拘る研究者の男。 この4人が複雑に絡み合う。 ただ、少し専門用語や話の終結に向けてご都合主義が目立つ所は有るもの、考えさせられる話でした。

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2009/10/04

作者の伏線の張り方は、見事。 だが生物工学をかじってないと、しんどいかも。。。 自分的には、めちゃくちゃ最高♪

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2009/10/04

専門用語バリバリ、かつ英語も英語読みでカタカナになっていてヒジョーっに!読みづらい!何かの大賞を取った本なんだが、内容は結構好みだったが、文の構成もややこしくて、何しろ本当に読みづらい本だった。久々のハズレ。

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