永遠に去りぬ の商品レビュー
旅先で出会った美しい…
旅先で出会った美しい中年女性が殺されたことを知った男が彼女の死の謎を追う。
文庫OFF
ミステリーでありなが…
ミステリーでありながら、登場人物がとてもリアルで、その感情の動きにこちらも夢中になってしまう、すぐれた作品だと思います。旅先でであったミステリアスな女性、そしてその死、彼女を死に追いやったのはいったい誰なのか、何なのか、どきどきしながら一気に読んでしまいました。
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イギリスの作家ロバート・ゴダード、1995年発表のミステリー小説。 30代後半の独身男性が主人公。殺人事件の被害者である40代の女性と生前最後に会ったということから、裁判の証人となり、被害者の家族と交流を持つことになります。犯人は早々に逮捕され裁判でも有罪となるのですが、事件の...
イギリスの作家ロバート・ゴダード、1995年発表のミステリー小説。 30代後半の独身男性が主人公。殺人事件の被害者である40代の女性と生前最後に会ったということから、裁判の証人となり、被害者の家族と交流を持つことになります。犯人は早々に逮捕され裁判でも有罪となるのですが、事件の背景には謎が多く、真相を求めて家族の苦悩は深く、更なる悲劇が起こり・・・。 重厚で長大な物語りに感銘を受けます。それ故に前半は詠みづらい部分もありますが、終盤、そしてラストは見事です。
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確かにラストでは、大どんでん返しにおおっと唸った。 しかし話の長さ、進行の地味なのがネックになって 「そうきたかー」よりも 「やっと真実がわかったのね」 というやれやれだぜ感が先に立ってしまい 話の筋より、やっとこさ読んだという印象が強い。 しっかしこの主人公、全然関係ないのに...
確かにラストでは、大どんでん返しにおおっと唸った。 しかし話の長さ、進行の地味なのがネックになって 「そうきたかー」よりも 「やっと真実がわかったのね」 というやれやれだぜ感が先に立ってしまい 話の筋より、やっとこさ読んだという印象が強い。 しっかしこの主人公、全然関係ないのに なんでここまで巻き込まれたのかが全然理解できん。
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残念ながら、少々このパターンに飽きてきた気がせんでもない。 あいわからずの物憂い感じに。 結末には少々のひねりはあったけどさ。。
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偶然出会い少し言葉を交わしただけの女性が殺され、それに巻き込まれていく。彼女の残した一言「何かを変えられると思う?」が、全編を貫いて混沌とするストーリーをまとめている。やっぱり、ゴタードは上手い。上手すぎる。全体的な暗い雰囲気はH・クックと通じるものを感じるが、良くも悪くもクッ...
偶然出会い少し言葉を交わしただけの女性が殺され、それに巻き込まれていく。彼女の残した一言「何かを変えられると思う?」が、全編を貫いて混沌とするストーリーをまとめている。やっぱり、ゴタードは上手い。上手すぎる。全体的な暗い雰囲気はH・クックと通じるものを感じるが、良くも悪くもクックはアメリカ的でゴタードはヨーロッパ的だなぁと続けてよんだせいで余計に思った。 最後の1行は、重く衝撃的です。間違っても、最後をちょろっと読んだりしちゃいけない(笑)
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