十三番目の人格 の商品レビュー
第3回日本ホラー小説…
第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作受賞作。多重人格を扱った作品。最後までのめり込ませて読ませてくれる作品です。
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途中まではそれほど怖…
途中まではそれほど怖くはありませんでが、最後に近づくにつれて人の念の恐ろしさが伝わってきました。
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飽きずに読めるけど、…
飽きずに読めるけど、最後がちょっとなぁ~
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映画化された作品で…
映画化された作品でもあります。それにしても彼は本当に多彩な作家さんで作品ごとにイメージが違って驚きます
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映画「黒い家」が、も…
映画「黒い家」が、ものすごく怖い(というかおぞましい恐ろしさ)だったので読んでみました。たいして恐怖感はなく、ちょっと非現実的な感じがしてあまり満足はしませんでした。
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小説を読む上で私が無…
小説を読む上で私が無意識に欲するもの、それは「メッセージ性」と「軸」であって、軸がブレていると、特に長編の場合は読後感もまとまらない。 ほどけた糸の端をつかんで、おしまいには何があるのかずっと楽しみに辿り続けたのに、いつの間にか糸の種類が変わってしまっていることに気づく。まるで...
小説を読む上で私が無意識に欲するもの、それは「メッセージ性」と「軸」であって、軸がブレていると、特に長編の場合は読後感もまとまらない。 ほどけた糸の端をつかんで、おしまいには何があるのかずっと楽しみに辿り続けたのに、いつの間にか糸の種類が変わってしまっていることに気づく。まるで狐につままれた気分だ。 この小説が描こうとしたものは、多重人格者とエンパスのやりとりなのか、男女の軌跡なのかそれがはっきりしない。特に恋愛軸は唐突であり、半端に過ぎたような気がする。 かといって、
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怖いです。けれど多重…
怖いです。けれど多重人格だからの怖さじゃなくて・・・。
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最高の一冊
人の激しい感情を読むことができる主人公・由香里。彼女がケアする、多重人格障害の少女に出現した「13番目の人格」ISOLAとは何者なのか?純粋な恐怖と、切なく心を打つ人間関係のブレンド具合が最高。
yoko
人の強い感情が読み取れるエンパスの主人公が多重人格者の少女と出会い、その中に猟奇殺人者の人格がいるのではないかという疑念を抱いていく、ホラーを科学的に考察していく流れが面白く、貴志祐介先生特有の後味の悪いラストもデビュー作から健在だった。
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家での自分、外での自分。意識的であればコントロールできるかもしれないが、これは無意識の中のお話。人の感情を読み取りすぎてしまうことの辛さと、その力が少し欲しいと思ってしまった。
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