住まいと病気 の商品レビュー
住まいと病気―シックハウス症候群・化学物質過敏症を予防する (健康とくすりシリーズ) (和書)2010年05月15日 19:25 安藤 正典 丸善 2002年11月 発生する物質数の多さと、その微量さによって起きる病気の難しさが実証的に書かれている。建築というより医学に近い視...
住まいと病気―シックハウス症候群・化学物質過敏症を予防する (健康とくすりシリーズ) (和書)2010年05月15日 19:25 安藤 正典 丸善 2002年11月 発生する物質数の多さと、その微量さによって起きる病気の難しさが実証的に書かれている。建築というより医学に近い視点によって書かれている。 シックハウス症候群と化学物質過敏症の認識の違いなどが判りやすく書かれている。 ・・・シックビディング症候群は”場所”が共通事項の疾病の総称としてあげられていました。化学物質過敏症はどちらかというと愁訴をもとにした症状に対して用いられる病名といえますが、不明確な状況には変わりありません。シックビルディング症候群は”場所”をキーワードとして不特定多数に発症したことから、公的機関による大がかりな疫学的研究がなされてきました。これに対して、化学物質過敏症は患者の個人個人の間で共通事項があまり見あたらず、しかも専門医が少なく、症状が多岐にわたることから、組織だった検討がなされがたい面がありました。・・・ その差異と取り組みが書かれている。 シンプルな良書だった。
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