フェルメール デルフトの眺望 の商品レビュー

アンソニーベイリー(著者),木下哲夫(訳者)

2024/08/19

この作品はフェルメールの生涯を詳しく知るのにとてもおすすめな伝記となっています。

『「キャンヴァスに向かう画家を間近に見る思い」と絶賛された評伝』と絶賛されるように、１７世紀オランダの時代背景と共にフェルメール周辺の出来事がかなり詳しく語られていきます。しかもそれが読みやすく面白く書かれていますので、フェルメールをもっと知りたいという方にうってつけの伝記となっています。

2024/05/01

（アマゾンより）
デルフトを舞台に、レンブラントら同時代の画家、大家族の群像を織り上げ、神話に包まれた巨匠に肉薄する。「キャンヴァスに向かう画家を間近に見る思い」と絶賛された評伝の決定版！
【編集者よりひとこと】
フェルメールが生きた１７世紀は、日本でいえば江戸時代前期。当時は菱川師宣に代表される、風流な寛文美人図が盛りを迎えていました。感覚的にいえば、そんな昔の人なのか！　というところですが、本書では、フェルメールはまるで目の前にいるかのように感じられます。

2021/05/16

フェルメール の生涯とフェルメール の絵画が評価されるまでの歴史を解説した本。ただでさえ資料の少ないフェルメール について、よくこれだけ調べ上げたものだと思う。2年前にデルフトに旅行できたのでより想像しやすかった。何度か読み返したくなる良本。

2014/08/27

フェルメールの生涯についてのさまざまな研究成果を読みやすくまとめた本。フェルメールもまた巨人の肩の上に乗っていたことが分かる。芸術が成り立つためには、パトロンが必要であり、オランダの場合は王侯貴族ではなく中産階級がその役をになっていて、その嗜好が作品に反映される点が興味深い。

2009/10/04

フェルメール展みにくから借りた。
前、オキーフの伝記読んだらめっちゃ
おもしろかったから。
っていうかこれ伝記なのか！？344P！
読めるかな。