夢をかなえる一番よい方法 の商品レビュー

リチャードブロディ(著者),大地舜(訳者)

2022/06/14

どう生きるているか、一日の時間の中で心から満足しているのはどのくらいあるか。
エマソンの随筆『自己信頼』
自分を信じて行動しよう。行動力がなければ何も起きない。自信がなければ行動できない。

自分の信条は何か。信条は変えられる。過去は関係ない。
人間の能力は、意識して選び取る能力。

複製し続ける情報は、ミームと呼ばれる。ミームとは情報のこと。ミームの奴隷にならない。
人生の信念は、補助輪のようなもの。邪魔になったら外す。

できない、言い訳を探さない。できない、の意味は優先順位が高くない、と言っているだけ。たいていのことは優先順位を上げればできる。
言い訳を続けない。言い訳を言いたくなったらその意味を考えよう。
意志の力で行動を変えるのは、長期的に見ると難しい。信念を選んで無意識に良い選択ができるようにする。

ぐずぐず伸ばしをやめる。伸ばせば伸ばした回数損をする。
やり残しは、言い訳をともなう。言い訳は言わないときめたなら、ぐずぐず伸ばしもできない。
第一段階だけでも予定をたてる。

「できると思っても、できないと思っても、それは正しい」フォード
自分の夢を断言する。心から信じる。

人生の目的は、なにか。
より幸せになる、
寄り尊敬され人々から好かれる、
あなた自身のことをもっと好きになる
人生の意義や目的感をより多く感じるようになる
おこってしまったことにあまり惑わされなくなる
人々がこれまで以上に力を貸してくれるし、信じてくれる
あなただけでなく、他人の基準から見ても成功する
これまでよりも力があると感じる
人生がますます楽しくなる

すでに欲していること、の本質的な問いかけをする。

成功チェックリストを作って暗記する。
人生の目的を文章にする
本当に求めているものは手に入る。

すべての人の期待に応えようとするのは失敗の方程式。
居心地の良さに居座るのは失敗のもと。
違和感を感じるのは、新しい段階に入った証拠。

2021/09/28

「とにかく結婚することだ。よい妻を得たら幸福になる。悪い妻を得たら、哲学者になる」byソクラテス
リチャード・ブロディの推薦の言葉が素晴らしい。
「ほとんどの人は、人生においてまあまあ満足というあたりを歩み、大きな危機が訪れ、困難に陥るまで何もしない。だが、まあまあを抜け出し、人生を驚くほど素晴らしくする方法があるのだ。この本は、いかに目標を定め、自信をもって危機を乗り切り、最高の自分を発揮し、そしてあなたを頂上に到達させるだろう。この本を読んだら、もう言い訳ができない。すべてが手に入るからだ」
まず、本書を一読して第3部の「本質的な問いかけ」で自分の内部を探ろう。
そして、恋人や伴侶がいるなら、「相手の何を尊敬し、感謝しているのかを、心から相手に伝える」とよい。大事なのは、恥ずかしがらず、きちんと相手に伝えることです。
また、「問題が何なのかわからないうちに、問題を解決しようとしない！」
人間関係で肝心なのは、「相手に（が）求めるものをはっきりさせる」「相手に何かをしてもらいたいのなら、自分からお手本を見せ、まず人からしてもらいたいことを人にしてみよう」です。
ビル・ゲイツが絶賛の本というのも納得です。
蛇足、文中の「勝ち/勝ち　ゲーム」は「ウィン・ウィン　ゲーム」でいいと思う。

2016/12/06

斜め読み飛ばし読み。何度も読み始めるのだが、いつも最後まで読み切れない。良いことは書いてあるのだろうが惹きつけない。

2012/09/22

結局のところ、自分の本当に望むことをちゃんと見据えて、それを第一として集中して、そこに労力を注がなければ夢は夢のままでかなうことは無いのだろう。
「いつか」と言って何もしないでいるうちは夢がかなうはずがない・・・と自覚するも、結局一歩を踏み出せないままに毎日を過ごしてしまう。
あるいは本当の自分の夢は何なのかを改めて考えなければならない。
夢だと思っていたことは実は表層的なもので、その夢の奥には本当の夢（望むこと）が隠れているのだろう。

2011/05/04

元気が出るキーワードが多い本です。

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■過去において、知っている範囲内で最善の選択をしてきた。だから、過去の事はOKだと思おう。より良い選択をするには、より多くを知ること。

■自分で判断することが大事。自分にとって、何が最適か、何が一番大事か、人生に何を望むのか。選択の余地はいつでも自分にある。

■自分を受け入れ、自分への評価を高めることで、自然に人間関係の質が高まる。

■100%責任を引き受けることで、人生における満足度が最大になる。「自分の選択によって、すべての結果が生じている。」

2011/01/05

著者は、ワープロソフト｢ワード｣の開発者。
社会的にも経済的にも高く評価されていた著者が、そのような成功人生に満足できず、仕事を辞め｢私にとって最も意味のあることはなにか？｣を考え抜く。試行錯誤を繰り返した結果、ようやくたどり着いた｢夢をかなえる｣方法。これがこの本に書き記されている。つまり、｢自己実現｣の類書に満足できなかった人達にお勧めの一冊。