野うさぎのフルー の商品レビュー
クレヨンタッチの絵がすてき。 ひとりぼっちになってしまったフルーがたくましく生きていく。 文字も多く、ふりがながないところもあるので、まずは読み聞かせで親子一緒に楽しみ、その後絵本から読み物への移行時に、子どもが一人読みするのにいい絵本だと思います。
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単なる動物ものの科学絵本だろうと勝手に思いこみ、配本で届いてから暫く積読状態にしていた。実際手にして読んでみたところ、フェードルのウサギの絵がとても親しみやすく、石井桃子さんの訳もとても読みやすかった。フルーの生命力、キャプシーヌとの別れと再会、どの話も生き生きとしていた。我が家...
単なる動物ものの科学絵本だろうと勝手に思いこみ、配本で届いてから暫く積読状態にしていた。実際手にして読んでみたところ、フェードルのウサギの絵がとても親しみやすく、石井桃子さんの訳もとても読みやすかった。フルーの生命力、キャプシーヌとの別れと再会、どの話も生き生きとしていた。我が家の本棚に眠ったままの他のフェードルの絵本も読んでみたいと思う。
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※※※ フルーは、ひとり置き去りにされたのうさぎです。 おとうさんはキツネに食べられ、妹はフクロウに攫われ、おかあさんももう面倒をみに来ません。 でもそれがのうさぎの決まりです。 その代りのうさぎのには、神様から送られた三つの贈り物を持っています。 土と同じ毛の色は敵から身を隠す...
※※※ フルーは、ひとり置き去りにされたのうさぎです。 おとうさんはキツネに食べられ、妹はフクロウに攫われ、おかあさんももう面倒をみに来ません。 でもそれがのうさぎの決まりです。 その代りのうさぎのには、神様から送られた三つの贈り物を持っています。 土と同じ毛の色は敵から身を隠す「隠れ蓑」、何キロも離れた小さな音さえ聞きつける耳は「魔法の耳」、そしてとても速くて音を立てずに走る足は「七里靴」。 か弱いのうさぎは、その三つの贈り物で、密かにしかししっかりと生きているんです… ※※※ 「カストールおじさんの動物物語の②」 最初がいきなり「一人置き去り」で始まるのでちょっとドキッとした。 それでもしっかり自力で生きる野生動物の姿が描かれています。
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中古購入 けっこう長い話なので うちではまだ早いかなと 小学生になったら読んでもらおうかな 冒険ものかと思ったら ウサギの生態や1年間の生活を見ることができるもの 挿絵が独特で本当に「見れる」作り フルーが通った道を赤い線で記してあり 指でたどりたくなる 文と絵が違う方だった...
中古購入 けっこう長い話なので うちではまだ早いかなと 小学生になったら読んでもらおうかな 冒険ものかと思ったら ウサギの生態や1年間の生活を見ることができるもの 挿絵が独特で本当に「見れる」作り フルーが通った道を赤い線で記してあり 指でたどりたくなる 文と絵が違う方だったので この挿絵は打ち合わせを重ねて 大変だったんじゃないかな 絵が生き生きとしていて パラパラと絵を眺めていたくなる ポストカードにして飾りたい ラストの幸せなことといったら! ロマンチックな気分にさせてもらえた
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これは、たぶん、私がずっと探していた懐かしの児童書です。 小学校の図書室で、何度も借りたシリーズ。 タイトルも作者もすっかり忘れて探しようがなかったけれど、とうとう再会できました。 淡い記憶の中のイラストとはちょっと違ったけど、色鉛筆画は柔らかく綺麗でした。 のうさぎの暮らしぶり...
これは、たぶん、私がずっと探していた懐かしの児童書です。 小学校の図書室で、何度も借りたシリーズ。 タイトルも作者もすっかり忘れて探しようがなかったけれど、とうとう再会できました。 淡い記憶の中のイラストとはちょっと違ったけど、色鉛筆画は柔らかく綺麗でした。 のうさぎの暮らしぶりや、感情の動きが、とても自然で、優しさにあふれています。 のうさぎの視点で、世界を見つめられる気がします。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今月届いた絵本です。 今日、娘に読んで聞かせました。 冒頭、お父さんがきつねに食べられ、いもうとはふくろうにさらわれ、お母さんはどこかに行ってしまうという、え?って感じで始まりますが、野うさぎの決まり事や、神様からの贈り物などに触れながら、野うさぎの生活が活き活きと綴られています。 絵がまた綺麗。多分色鉛筆と水彩の組み合わせ。 文量たっぷり。季節感もあり、オススメです。
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